浅田の朝食 鰹出汁を取る
その一 基本の出汁
日本料理の基本となる鰹出汁。浅田では、昆布と鰹削り節を使って出汁を取ります。「出汁を引く」という言葉を聞くことがあると思いますが、これは「旨みを引き出す」というところから来ていると言われています。この鰹出汁を基本の出汁として、朝食のさまざまな料理に使っていきます。
鰹出汁
【材料】
真昆布 10g
鰹削り節 70g
水 1800ml
【出汁の取り方】
1 鍋に水1800mlと真昆布10gを入れて、1時間ほど置いておく。
2 1を加熱して、温度が80℃から85℃になったら火を止めて、真昆布を取り出 す。
(鍋底から小さな気泡が出てくる程度)
3 再加熱して沸騰させ、昆布の灰汁を取り除く。
4 3を90℃に冷まし、鰹削り節70gを入れて2分ほど置く。
5 ザルにキッチンペーパーを敷き、鰹削り節を濾し1分ほど置いておく。