【講師向け】「あなたから学びたい」と生徒が集まる”選ばれる人気ヨガ講師”の秘密
こんにちは、朝日奈 杏です。
2020年から日本でも健康意識が高まってきました。きっかけは世界中に猛威を振るった新型コロナウイルスです。
そもそも以前から海外の健康ブームが日本に伝わり、筋トレ、フィットネスなどヘルスケアが注目されていましたが、多くの人の健康意識が高まっていっています。
健康のためにヨガを始めた人も増え、今では約1,100万人と言われ、日本国民の10人に1人がヨガ実践者(1ヶ月1回以上)であるといわれます。
これは2023年5月1日の総務省統計データを基に推計したヨガ人口です。笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査報告書2020年」によるとジョギング・ランニング推計人口(年1回以上)が1,055万人ですので、そのジョギング・ランニング推計人口の数値を上回る勢いです。
それに伴い、ヨガ講師の需要も高まっています。日本人の健康意識が高まることで、ヨガに興味を持ってくれる人が増えるのは、ヨガ講師の私としてはとても嬉しいことです。
そして、ヨガを普及させてくれるヨガ講師が増えることで、日本をより健康にしていけると私は考えています。しかし、ヨガ講師が増えたことで、自然と選ばれる人気講師と生徒が全く集まらない講師の二極化が進みました。
「なかなか選ばれない…」とヨガ講師から悩み相談を受けることが増え、ヨガ講師のなかでは深刻な問題になっていると肌で感じます。
私もヨガ講師として活動を始めたときは、生徒が集まらずに休講続きでした。自信を持てずに「ヨガ講師に向いてないのかな」「やめた方がいいかな」「続けていくことが難しい」と悩んだ経験があります。
私はその悩みを、長い時間かけて、勉強して解決することで乗り越えてきました。
しかし、13年間ヨガの業界を見ていて、講師としての志は高いが集客がむずかしく講師を断念するという方をたくさん見てきました。
”ヨガ講師を育てる”ということをさせていただいている、いま。
ヨガ講師を目指す皆さんは「大好きなことを仕事にしたい」「関わる方を幸せにしたい、健康にしたい」と夢を持ち、ヨガ講師になる道を選びます。
この夢を夢で終わらせないために、ヨガ講師として長く愛され続けるために、今回の記事では、「あなたから学びたい」と生徒が集まる”選ばれる人気ヨガ講師”の秘訣についてお伝えしていきます。
令和時代も急増するヨガ講師の数
「健康生活度」「自分満足度」「幸せ度」を数値化した表を見てもらうと、健康生活度の向上意向が64%となっています。
つまり、今まで以上に健康でいたいと考える人が増えたということです。
それに伴い、「ヨガ」というウェルネス分野でのサービスがオンライン・リアルとここ数年で増えましたが、オンラインでヨガ講師になる資格が安価で取得できることもあり、ヨガ講師が劇的に増えたというのもここ数年での変化です。「ヨガ」というウェルネス分野でのサービスは増えたもののヨガ講師が増え過ぎているという現状です。
講師としてレッスンするためには、参加してくれる生徒さんが居なければいけません。
そして、生計を立てる必要がある講師にとっては、仕事として長く継続できるかどうかは、「あなたから学びたい」と生徒が集まるかどうかにかかっています。特に個人で活動しているヨガ講師は、生徒から選ばれる理由が必要です。
なぜあなたの教室を選んでくれるのか、その明確な理由を知る必要がありますし、しっかりと”生徒から選ばれる理由”を把握している人が人気講師になれています。
人気講師は、他のヨガ講師と違った強みやサービスを展開することで「あなたから学びたい!」と生徒が集まる”独自の価値(差別化)”を打ち出しています。
しかし、私があまりおすすめしない差別化もありますので、それについてもご紹介します。
おすすめしない差別化①:サービス料金
選ばれやすい一番簡単な方法が、サービス料金を安くすることです。この選ばれやすいというのは、「あなたから学びたい!」と生徒が集まる理由とは違います。
ただ、他のヨガ教室のサービス料金よりも安ければ、お客さんも選びやすいことから、ヨガ講師の中でも料金設定は安くする風潮があります。
しかし、料金を安く設定してしまうと、それだけレッスン単価が低くなります。利益も少なくなるため、さらに集客を頑張ることになってしまいます。
安すぎるサービス料金では、利益が出ないため教室の継続が難しくなるだけでなく、心労が続くことで、講師を諦めるということに繋がりやすくなります。
そうなると、ヨガ講師としての今までの努力も、講師に信頼してついてきた生徒さんの努力までも無駄になってしまうように思います。
特に生徒を持つということは、関係性が”続く”ということです。”ご縁は一生”ということを心に留め、ヨガ講師はサービスを継続できるようにする責任があると思っています。
ですのでサービス料金は、講師のためにも、生徒のためにも、しっかりと考えることが大切です。
料金設定の基本は、固定費を含めて教室の運営コストを詳細に計算し、生徒の数やクラスの頻度に基づいて、仕事として長く継続できるようにサービス料金を設定します。
さらに、初回割引をすることで体験しやすくしたり、複数のクラスを購入することで得する割引が受けられるパッケージ料金を設定するなど、生徒にとって魅力的なプランを考えることも大切です。
おすすめしない差別化②:大手企業のサービス内容をマネする
大手企業のサービスを真似ることは、すでに認知度が高いサービスなので、一般的には魅力的に感じてもらいやすいため宣伝して集客しやすいメリットがあるように感じます。しかしながら、大手企業のサービス内容を真似てレッスン内容を決めるということは、個人のヨガ講師にはおすすめしません。
大手企業のサービスを真似てしまうと、最後はブランド勝負になってしまいます。特に大手企業が提供しているサービスは、設備・プログラム・講師・広告など高額な投資を行っていることから、ブランドとしてイメージが良く、一般の方は安心感を持ちます。ですので、「あなたから学びたい」と自然と選ばれるということが難しくなります。
個人がヨガ講師として成功するためには、大手企業ではできない生徒のニーズや悩みに真剣に寄り添う心あるサービスを提供する必要があります。
「あなたから学びたい!」と選ばれるサービス内容とは?
生徒のニーズ、求めているものを知ることから始まります。
あなたの生徒になる人たちが何を期待してレッスンを受けてくれるのか、そもそもどんな悩みを抱えているのか、考えてみましょう。
私の経験では、以下の悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。
これらの悩みを根本から解決するものが、実は「ホイールヨガ」です。
そして、大手企業も提供していないサービスなので、希少性が高く、何よりも生徒の変化が早く大変喜ばれます。詳しくはホイールヨガ講師養成講座で、ホイールヨガ講師として活動しやすい解剖学的ノウハウやプログラムなど様々な情報をシェアしています。
先日7月のホイールヨガ体験をLINE公式で募集したところ、約2時間で満員になり、募集を締め切りました。
このように今では「あなたから学びたい!」と生徒が集まる選ばれるレッスンになっています。
ホイールヨガのレッスンを初めてからは「あなたから学びたい!」ということが叶うことも嬉しいことですが、何よりも生徒一人ひとりの生き生きと輝きを増していく変化を見ることがやりがいにつながり、「本当にこの仕事を続けてきてよかった」と思う毎日です。生徒一人ひとりの喜びが自分の喜びになっています。
私のnoteでは、”生徒に喜ばれる、選ばれる”ということもそうですが、”講師として、やりがいを持てる”ホイールヨガ講師を増やすために情報を発信しています。
あなたのヨガ講師人生をホイールヨガで成功に導く、次回の投稿もお楽しみに!