【本から学ぶ】自分と他人の境界線が曖昧だと生きづらくなる【21-2】
前回、幸せに生きるためには「自分の歩んできた人生の物語に納得し、寄り添って歩んでいくこと」が必要だと学びました。自分の物語に納得して生きていくためには「他人や社会が決めた価値観やルール」から距離を置き、「自分の価値観やルール」を基準に自分らしい生き方をすることが大切です。
「他人や社会が決めた価値観やルール」と距離を置くには人間関係を見直すことが必要だと本書では述べられています。
人間関係を見直し、自分にとって好ましい人間関係を増やすためには、まず「自分と他人の境界線をきちんと意識し、守る」ことだそうです。
自分と他人の境界線の話は以前HSP関連の本を読んだ時にも学びました。
前回学んだ時から、心の境界線を引くように意識していますが、ふとした瞬間にその境界線があいまいになり、自分の領域に踏み込ませてしまったり、逆に他人の領域に踏み込んでしまうことがあります。
自分の境界線があいまいだなぁという自覚はありましたが、それに親との関係が影響しているというのは驚きでした。が、同時にとても納得しました。我が家はDVやネグレクトはありませんでしたが、過干渉な部分があり、進みたい高校を反対され、親の望む学校へ行った過去もあります。1年前に精神的にダメになった時も、精神科の受診をした方がいいなと自分は思っていましたが、親に猛反対されて結局いきませんでした。いい歳の大人なんだから、親の反対など気にせず自分で受診すればよかったのですが、親に反抗することが出来ませんでした。
これは今までずっと親の要求に応え続けてきた結果、自分の守るべき境界線が分からなくなっている証拠です。
また、小さい頃から兄弟の世話をしていたため、困っている人を放っておけず、相手の領域にラインオーバーしてしまうのも、まさに私だ!と思いました。
やはり、境界線をはっきり引くことは難しく、私にはまだまだ出来ていないんだと改めて感じました。本書の続きを読んで、境界線をひく方法を再度学んでいきたいです。
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