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夫と私は1つのケーキを2人でわけれない

何か問題に直面した時、
もしくは1人悶々と悩み続ける時、
いつも思い出すことがある。

2人で1つのショートケーキを分けるには
どうしたらいいか。

論的思考という本の序盤に
つかみとして出てくる話である。

(そういえばこの本はサワが貸してくれたんだっけ)

一緒に考えてみてほしい。
“2人で1つのショートケーキを分けるには
どうしたらいいか。”

検索してみると同じような話があった。
最後まで読むと結論が出ているのだが
わかりやすいのでよかったらぜひ。

また違う方法として、こんなのもあった。
苦手な数学に頼ればこんな方法もあるのか。

論的思考の本で言いたいことは
問題を解決するには
正しい問題の立て方が必要だ
ということだった。

当たり前に思う人には当たり前かもしれないけれど
感情ベースで生きる私にとっては
今も意識している大切な考え方だ。

どういうことか。
さっきのケーキの例でいうと
多くの人は
「どうやって平等に2つにわけるか」
という問題を立てる。

そこから
「1つのショートケーキの平等とは?」
「重さか?好みか?」
そんな風に思考を展開していくと思う。

だが問題の立て方を変えてみる。
「どうやったら2人が納得して分けられるか」

だいぶ見方が変わってくると思う。

もし私が息子と分けるなら
子どもだからたくさん食べていいよ
って言うかもしれない。

でも息子は生クリームが苦手だから
イチゴだけ食べて
あとはいらない、ママ食べていいよ
って言うかもしれない。

そしたらそれが
私と息子の
「2人で1つのショートケーキを分ける方法」だ。


今私は、夫とのことで悩んでいる。
何に悩んでいるかは
少しプライベートで
少し複雑で
少しやっかいなので
詳しくは書きたくないけれども
じゃあその問題はなんなのかと
日々、自分に問いかけている。

問題の立て方を間違えれば
どんどん悲しい気持ちになり
涙する日もある。

また違う問題の立て方をひらめいては
自分にできることは何か、と
前向きに思考を巡らせる日もある。

考えに考え、そして考えるうちに
私と夫の前に
ケーキはないんじゃないか
という気がしてきた。

もしくは
夫にはケーキが見えていない。

2人でわけるはずのものが
目の前にない。

なんだ、なんなんだ。
この雲をつかむ感じは。



まずはケーキを用意してみようか。
それともケーキがあるんだよと
伝えてみようか。

できたらケーキとは言わず
2人でわけ合いたいものがあるんだ
って
2人でわかち合いたい
どうすればいいかわからない
この感情を
どうやってわけ合ったらいいか
一緒に考えてくれないかな
って。

そんなあふれる思いをすべて
伝えられたらいいんだけど。

伝えられないまま今日も眠りにつく
夫の背中を見守りました。

あぁ今日も
夫と私は1つのケーキを2人でわけれなかった。


読んでいただきありがとうございました。
夫とのことは
ここに書くことで
少し気持ちが楽になる気がします。

まだ夫に伝えられない
いろんな思いは
ここで少しずつ整理していこうかな。

私が悩みすぎて
落ち込んでいるんじゃないかと
心配させてしまったら
ごめんなさい。

悩みながらも元気です。
ありがとう。
元気にまたいろいろ書きます。

よかったらまた読みにきてくださいね。

☆☆☆
最初に出てきたサワは
こちらで出てくるサワです。
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