
『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』を観ました@AmazonPrime
韓国映画、ソン・ガンホの陽気な笑顔のポスター。
なんか、楽しそうな映画かな?
と、少しコメディタッチなのかと思って見始めると、
見事に裏切られた。良い意味で。
実話に基づく映画が大好きなので。
全く知らなかった光州事件。
これに大きく関わる2人が描かれている。
1980年っていうと私が中学に進学しようかという頃。
韓国ではこんなことが起こっていたのかと、少し震えた。
韓国の俳優で「JSP」(2000年)から好きなソン・ガンホ。
彼の出ている映画は大体面白いよね。
この映画もそう。面白かった。
タクシー運転手が乗り合わせたドイツのジャーナリストに巻き込まれて、
国内で起こっている大きな事件に翻弄されながらも、心痛めて、たまたま乗せた記者の力になろうと奔走する。
本当にあった事件だが、全く知らなかった。
お袋に聞いても知らなかった。
本国でも、この映画が上映されるまで知らなかった人が多かったようです。
ポスターにある、幸せそうな笑顔からは全く想像がつかない、笑顔なんか全く出せるわけないよ!と言わんばかりの状況に、観ている方が打ちのめされる。
なんで、こんなに激しいのか?同じ人間、同じ国民、仲間じゃないのか?友達じゃないのか?こんなにも、殺し合うまでに発展しなければならないのか。
この映画はそんな人としての虚しさをよく表してくれている。
この映画をみて、大なり小なり争いを今すぐやめてほしい。
国家間、友人同士、家族間。
そう願います。そして、祈ります。
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