#talk 3-2 : 親子の錆
※前回の続きの記事となります。
こんにちは、矢尾田です。
今回は、現状で思い出せる、
「自分に悪影響があったであろうこと」を
書き出していきたいと思います。
私の中で一番、心の悪化を助長したものは、
「親子関係」だったのではないかと思っています。
それは呪いや鎖のようなもので、成人して親元を去っても、
消えることはありませんでした。
( 正直親元さえ離れてしまえば、よくなると思ってました。 )
むしろ重たい枷のように、私にまとわりついて離れません。
赤裸々に語らせていただきますが、
もし、「自分と現状が似てるな?」と思ったら、
今後どう治していくかを記事にしていくので、
遠慮なく参考にしていただけたらと思います。
【 私と親の基本情報 】
〇 矢尾田 ( 27 ) :女性
〇 父 ( 49 )
・ (たしか)組合で販売業
・母とは離婚済み
・母と離婚してからは連絡を取っていない
・趣味はパチンコと漫画
・酒飲み
〇 母 ( 49 )
・現在は施設の調理
・父とは離婚済み
・趣味という趣味はない
【 “自分に悪影響があったであろう”こと 】
・両親の不仲
→物心ついたころから、両親の喧嘩が絶えなかった。
喧嘩中に物を投げて壊れた物や、家に穴があったり、
旅行中に喧嘩が始まり、途中で帰ったりもした。
母が出て行った日に、テレビだけがついた暗い部屋の床に寝転がり、
母の帰りを待った記憶や、
母と一緒に家の近くのホテルに泊まった記憶がある。
妹が生まれてからは、喧嘩が始まると妹をかばうように
リビングから連れ出したりしていた。
・父の怒り方
→父は怒ると大きな声を出したり、物に当たる人間だったので、
急に起こる大きな音や、怒鳴り声が苦手。
また、自分も同じように物に当たってしまうことがあり、
自分の本質は父と同じなのではないか?と思うと恐怖を感じる。
・父が私にお金を借りにくる
→父は趣味のパチンコで負けて、月のお小遣いをすべて使ってしまうと、
小学生の私にお金を借りに来ていた。
その時は笑い話?のように思っていたし、返してもらってたから、
何も思わなかったけど、今思い返すと異常だと思う。
・父と不仲になってから
→母に怒鳴りつける父が嫌になって、嫌いになった。
それからは全く口をきかなかった。
父も私に対してコミュニケーションを取ろうとはしてこなかった。
私の中の父が、私に最後に言った言葉は、
「お前、人間として最低だぞ」。
・母の怒り方 / 叱り方
→母は怒ると「私が悪いの???」問いてくることが多かった。
父にも私にもそういう怒り方をしていて、
これを超えると「全部私が悪いんだ…」となる。
また、叱るときは、小学生の時から成人しても
ほぼ毎回1時間以上詰められた。
謝っても許してもらえない。
心から謝っても「反省してる顔じゃない」とかいう、
母の感覚で許してもらえなかった。
口癖は「怒られたことより、怒られている内容を考えろ」。
言ってることはわかるが、1時間以上棒立ちで叱られると、
この状況を打破することしか考えられなくなる。
自分が成長するにつれ、こうやって叱られることに違和感を感じ、
成人してからは
「ママの中で何が正解なの?どうすればよかったの?」
…と、聴くようになった。意味なかったけど。
・母の過干渉
→特に酷かったのは、友人と恋愛について。
出かけるときは例え友達だとしても、
「誰と、どこへ、何時に帰るか」を報告しなければならなかった。
学生の頃はわかるけど、成人してからは煩わしくてしょうがなかった。
でも、報告しないとメールや電話でしつこく連絡がくるし、
怠れば「もう出かけるな」と言われかねないので、行っていた。
恋愛については、
中学の頃に彼氏と手を繋いで二人きりで帰っただけで、
「エッチなことしてないでしょうね?」や
「子供ができたらどうするの?」など意味不明な理由で詰められた。
それに、相手のことをそこまで知らないのに、
悪口や別れた方がいいなど言われた。
もうそんな意味不明な理由で自分が大切だと思っている人を
悪く言われることも嫌なので、今は変に疑られる前に自己報告してる。
・母の過保護
→中学の頃から、母の送り迎えが基本だった。
車社会の田舎地域ではあったが、中学も駅も歩いて10~15分程度。
理由はいくつかあれど、帰りは「暗いから危ない」という理由。
キッチンも自由に使えなかったし、
一人で留守番中はお風呂に入っちゃいけなかった。
これも「何時に、どこに着くか」と「お願いします」を言わないと、
怒られるので、ほぼ毎日連絡していた。
予定が変わったり連絡を忘れて急に連絡すると、
「ママはタクシーじゃない」「迎えに行ってあげてるのに」と
怒られていた。一人で帰っても小言を言われるから逃げ場がない。
…長々と書き連ねましたが、きっとまだあります。
なので、思い返し次第、足していくこととします。
これが普通の家族なら、私が世間知らずだってだけで済むけれど、
私の中では普通だとは思えません。
誰の、何の、参考になるかまだわからないけれど、
近しい体験や経験をしている人がいて、苦しんでいるなら、
これから一緒にその外側へ行けるようになれたら…と思います。
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