お持ち帰り?という話。
ある日のショッピングモールへ出掛けた時のできごと。
ゲームセンターで遊んだり、アパレルショップで服を見たりしながら休日を楽しみ、11時を過ぎた頃に早めの昼食をとることにした。
休日のショッピングモールのフードコートは、席を確保するのが大変。
昼食をピークを迎える前に食事を取るという賢明な判断だ。
海に近いショッピングモールということもあり、フードコートには海鮮系のお店が多くあったように思う。
こどもたちは海鮮はまだ食べられないので、リンガーハットのちゃんぽんを購入することにした。
昼時前であるが、それなりに行列はできている。私は先頭から数えると6番目に位置している。
そこまでメニューは多くないが、ひとり5~6分は所要している。レジ前で何を注文するか悩んでいる人もいるのだろう。
20分程度待ち、やっと前の方の順番になった。直前にならんでいた方は、年齢が40~50代の女性。
レジの店員がいらっしゃいませという定型挨拶を早々に済ませ、注文をうかがった。
何を注文しているかはわからないが、なんとなく大量に注文しているように思える。
根拠はまったくないが、1人で来ていると思われる。
ひとりで食べる量ではないが、まさか・・・もあり得る。ゴールデンタイムにテレビで大食いを放送していることを多々見るので、そう思ったのかもしれない。
身体の線が細い女性タレントが何十人前かの量を数時間で平らげる。そんな状況が頭にインプットされているだろうからか。
でもさすがに持ち帰りのようだ。
その女性は店員の店内で召し上がるorお持ち帰りの定型確認をするやいなや、食い気味で・・・
”テイクオフで。”
いきなり、どこに向かって飛び立つ?
不意な返答に思わずニヤニヤしてしまった。
マスク着用の時代でよかったと心から思う今日この頃。