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何気ない1日が何よりも幸せな日
幸せな日って特別な1日ではない。と思うようになりました。
何気ない いつも通りの1日が幸せだと思うのです。
娘が病気になり、当たり前の毎日がこんなにも幸せなことだったのかと何度も思う日がありました。
「自分の家で、自分のベッドで寝ること」
たったこれだけでも幸せなことだと思うんです。
娘が入院中は毎日パパか私が付き添いで病院に泊まりました。
1日の終わりと始まりが病院っていうのはやはり寂しいし、悲しいものでした。
「家族揃って我が家でご飯を食べる」
毎日の当たり前のことですが、これが1番幸せなことだと思います。
家族揃ってテーブルを囲み、子供たちがその日の出来事を話してくれる。
そんな些細なことかもしれないですが、とても幸せなことと気付かされました。
「学校に自分で歩いて登校する」
えっ当たり前だよ!と思われるかと思います。
半年間入院をしていた娘には学校まで自分で歩いて登校することが難しくなってしまったのです。
入院中は半年と期間が少し長かったため、病院内にある特別支援学校に転校をし、元気があって体調の良い日は、毎日病棟から数十mの学校まで歩いて登校をしていました。
入院中歩いたりするのはこのくらいの距離で、体力は半年あまりでかなり落ちてしまいました。
そのため退院してからは、しばらくの間送り迎え。
そして学校生活のリズムに体力がついていけるようになるまで、様子を見ながら2時間目まで、4時間目まで、そして6時間目まで授業に出る。
と、徐々に徐々に体力を戻していきました。
そして下校だけ歩いて帰ってくる。
体力が戻ってきたら朝の投稿も自分で歩いていくようになりました。
ここまで元の生活に戻るまで2・3ヶ月かかりましたが、学校の先生方やお友達に支えて頂き、元の日常に戻ることができました。
こんな当たり前のことですが、元気でいる時には当たり前過ぎて気づけなかった幸せです。
毎日の些細な幸せに気づけるように。
そしてその小さな幸せを大事にできるような日々を家族と一緒に過ごしていきたいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。