陰陽の考え方と状況を柔軟に受け入れられる力が無くて陥る不幸
この考えができない人が自身の幸を逃すこと、また周囲の人にも迷惑や不幸を与えてしまうことを、実際のタイプ別に挙げていきます。
①覚悟の無い人
覚悟の無い人1、ずっと人生を順調に過ごしてきて、マイナス面を意識していない人です。家庭環境や才能にも恵まれて、マイナス面を見つめたことのない人は、自分の肩書や地位に溺れて、責任の大きさや、影響力の大きさに気付いてない人です。このタイプの人は、相手の立場での生きる覚悟を尊重できない横柄なタイプです。
政治家、医師、上司など上の立場からパワーハラスメントを平気でしてしまう人です。
覚悟の無い人2、プラス面しか見ていなくて、自分の選択で発生するマイナス面を人に期待する人です。結婚をしたのに、働こうとしない。結婚したのに、家事をしない。結婚や子供ができたのに、自分の時間をとられるのが許せない等、自身の犠牲は許せなくて、負担を周りばかり期待する人です。何でも欲しがる子供タイプです。
このタイプをパートナーにしたとき、自分の負担が大きくなります。考えを、しっかり持ってもらう努力をしても変わらない場合は、離婚もやむを得ないでしょう。結婚やおつきあいを継続する場合は、自身が負担を背負い続ける覚悟が必要になります。
覚悟の無い人3、目の前のマイナス面と向き合えない逃避タイプ。このタイプは、現実から逃げることばかり考えて葛藤から抜け出せません。逃げることばかり考えるので、前に進む道を見つけられず、鬱になったり、他に逃げるものを求めたりします。ギャンブル、アルコール、過食、ひどい場合は麻薬に逃げて、中毒的な症状にまでなることもあります。まず、逃げている自身を客観視できるよう努力しましょう。
マイナス面と向き合えないタイプは、八つ当たりする人もいます。DV、いじめ、放火、通り魔等、他人を傷つけて憂さを晴らそうとする人です。
どちらも、自分の課題を解決していないだけでなく、マイナス課題を増やしていっていると言えるでしょう。
②感謝できない人
感謝できない人1、いくら満たされても、現状に満足できない人です。相手の覚悟を尊重できる場合は、どん欲に努力する人ということになりますが、相手を尊重できない人は、人から奪っても得ようとする人です。詐欺や強奪の罪への意識が低い人です。
感謝できない人2、周囲からの恩恵に気付けないタイプです。感謝の気持ちがなく、人に尽くすことを嫌い、常に対価を求める人です。小さな幸せを、感じることが出来ないので、マイナス面しか目に入らない気の毒な人です。
③選択を曲げない、諦めない人
曲げない、諦めない人1、意思の強い人ですが、意思を押し通すとき、状況がかみ合っていないと、自身が苦しむことになります。高望みタイプ。理想は大きくですが、自分を理想で縛ってしまっては、苦しいだけです。回り道、休憩、時には、目標の変更も必要です。
曲げない、諦めない人2、強要タイプ。このタイプは、他者へ理想を押し付けるタイプです。目標を上げて、指揮を上げる、向上心を持たせる等必要なことですが、状況の把握が足りずギャップが大きすぎると、相手を追い込むことになります。行き過ぎた愛情や、理想の強要は、相手の為ではなく、ただの自己満足とも言えます。客観性を持って、引き際や限度を考えましょう。
④状況を見ない人
状況の改善に尽くさない、お任せタイプ。すべてを受け入れる寛容タイプにもとれるが、葛藤して悩むことから逃げているので、状況の好転が難しいでしょう。
陰陽の考え方ができて状況を受け入れることのできる人は、実に堂々と見えます。職業、性別、年齢に関係なく、信念を感じさせる落ち着いたオーラが出るものです。
逆に職業は立派でも、この基本の無い人は、なんかカッコ悪い、人間としての器の小さが、必ずにじみでてしまうものです。
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