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応援で徳を積ませてくれる作家さんたち
神社仏閣の各所にお賽銭決済用のQRコードが貼り出されないかなと思っている今日この頃。そろそろ年の瀬です。
普段見て見ぬ振りをしているスポットをちょこちょこ掃除したりはするけれど、年末年始の準備などはほとんどなく、ほぼ平常運転で生きています。
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年始の準備といえばカレンダー。うちはここ数年カレンダーの壁打ちなどはしていない。先の予定が埋まるのが苦手な行き当たりばったり暮らしには卓上の安価なものがひとつあれば充分。月の満ち欠けとか祝日とかもろもろの暦はアプリで確認するし。
本も漫画もほとんど処分した。その後は必要なものは電子書籍で購入している。でも本来は紙で読みたい派なので、そういうものは図書館。雑誌類は館内でめくり、人気の書籍はネット予約の列に末尾に並んですっかり忘れた頃にお借りする。いいの。のんびり生きるの。
とはいえ、そういうマイルールを無視してでも、お支払いしたくなる時がある。今日はそういったイレギュラーな物(人)を少しご紹介。
山下キミさん
犬の看取りを専門にボランティアされている犬ブロガーさん。愛犬ゴン太郎さんを中心に保護犬さんもたくさん迎えている。彼女の雑種愛とユーモア、それらを発信してゆくコミカルな視点も表現力もすばらしくて、とにかくずっと応援している。
そんなわけで、今年もゴン太郎本舗の2023年版カレンダーを購入。
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山下家歴代のご家族ワンズが勢揃いした表紙がすばらしい。ブログ読者であればどの子が誰だかひと目でわかるほど特徴を捉え倒している。本当にいい絵。保護活動などのチャリティー要素も備わっていて貢献せざるを得ない。
ちなみにこれは今年、2022年版カレンダーの挿絵の一部。
![](https://assets.st-note.com/img/1670913154333-mMJDKS4DN6.png?width=1200)
もうセンスのかたまり。和犬雑種のステキさが溢れ出て止まらない。サイコー。好き。
仁科勝介(かつお)さん
人見知りの引きこもりからすると、光り輝いているように見える写真家さん。感性はもちろん、文章や表情や立ち姿勢にまで人柄のよさが滲み出ちゃってるような印象。好奇心とか行動力とか素直さとか、自分には待ち合わせのない要素ばかりで、まぁ眩しい。
物質的にモノを減らしてゆきたい我が家としては、作品集がほしかったわけではないけれど、東京23区の駅巡りをされた写真集を自費出版されるというので、購入させてもらった。次の活動費に当てるということなので応援したいという気持ちで。
それと、個人的にとても思い出深いスポットがいい感じに掲載されていたのも大きいかな。
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なにかあれば全財産を投じる覚悟を持てる存在(犬)がそばにいなくなると、それなりに外に目が向くもんなんだなぁ。大人になったなぁ自分。しみじみ。
岸田奈美さん
かの有名な100文字で済むことを2000文字で書く作家さん。noteというプラットフォーム上で彼女のことをどうこう書くなんておこがまし過ぎるので、そのあたりのことはよその方にお任せ。
とにかくトラブル・ハプニング・アクシデント・事件事故?サイドからのモテっぷりが尋常じゃない人物。回転の速さ、キレの良さ、視野の広さ、思慮深さ、性根の清らかさ、なにもかもがどこまでも小気味よく、不憫だけど面白い。
目が離せないような不可思議な経験を面白おかしく時に真面目にあれこれご紹介くださっているので、知らない人はぜひご自身で感じとってほしい。なんとも言い難い事象を文章で表現して伝えて揺さぶって飲み込ませる巧みさがエグいので。
自分は定期購読(有料)で活動を応援させてもらっているんだけど、そうもいかない事情の方は無料で読める記事もまとめてらっしゃるので是非。
この中のひとつの連載をまとめた「読者向けの記念品」が今月初旬に届いたので、記念に写真メモ。
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カバーの細工、本体の断裁、巻頭のフルカラー。結構かかってる。ハズ。これを身銭切って無料で配るとかなかなかすごいことだと思う。感謝を形にしてお返ししようという想いからとはいえ、本当に頭が下がる。純粋な人ってホント尊敬しちゃうなぁ。
ちなみに挿入写真の一部は先述の仁科勝介さん撮影。奥付は「仁科勝男」になっていたけど、ご友人同志ならではの呼び名起因による誤記っぽい。そこもほほえましい。
自分はnote上で全編読み終えているので、読書好きの家族に貸し出そうと思う。かーさま、ねーさま。待ってて。順番にね。
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なんかこう、彼らの前に賽銭箱があったらついつい納めたくなるような、1円でもいいから落としたいという気持ちにさせる作家さんたち。応援しているだけで徳を積んだ気にさせてくれるありがたみ。
こういった方々には、ぜひとも楽しく生きて末長くご活躍いただきたい。
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