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Today'心理バイアス~カニンガムの法則~

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今回紹介する心理バイアスはカニンガムの法則です。

カニンガムの法則とは『インターネット上で答えを得る最良の方法は、質問をすることではなく、間違ったことを書くことである』という法則です。

ヤフー知恵袋などでもこの法則は散見されます。

質問に対して2つしか回答がないのにもかかわらず、そのうちの1つの回答が間違っていたら(事実として)、その回答に対しての返信が4つもあるなんてざらにあります。

なんで私たちはオンライン上で困っている人を見かけても知らんぷりできるのに、間違ったことを主張している人には歯向かいたくなるのでしょうか。

自分が考える理由として、私たちには損失回避の傾向があることが挙げられます。

損失回避とは『何かを失うことは、何かを得ることよりも、2倍近く、私たちに心理的な負担を与える』というものです。(プロスペクト理論)

2000円を得るのと1000円を失うのでは、心に対する影響力の絶対値はあまり変わりません。

カニンガムの法則に話を戻すと、私たちは間違った情報に目がありません。

そして、『間違った情報』は、私たちの判断を歪めさせる可能性があります。

目の前の問題に対して、情報を求めて、その情報を使った。しかし、その情報は事実と違った。そのせいで失敗した。となったら、その情報が成功を奪ったともいえます。

成功を失ったのです。

それに対して、損失回避が働くとどうでしょうか。

私たちは『成功』を失うことを忌避します。

だから、『成功』を奪う要因になり得る情報に対して目を光らせます。

そこで、間違えた情報を見つけると『成功』を失わないために全力を尽くします。

間違えた情報に対して『正しい(自分の中で)情報』を提示するのです。

皆がそのプロセスで動く結果、インターネット上では間違えた情報を提示した方が人目を集められます。

このバイアス?、現象を知ったときJOJO3部を思い出しました。

間違った情報に対して過剰に反応してしまう。

ポルナレフ『うそだろ承太郎!

承太郎「ああ うそだぜ! だが…マヌケは見つかったようだな」

承太郎が嘘をかまして、その嘘に対して敵のスタンド使いが事の真偽を確かめるために、反応してしまう。
嘘で敵の正体を見破るのかっこよすぎるよな。


余談だけど7部読んでみたい。

NEXT心理バイアス→リンゲルマン効果


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