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『自我消耗』と『ゴールデンタイム』から考察する 成果の『パレートの法則』

この記事では『自我消耗』と『ゴールデンタイム』から、我々の仕事や勉強での成果の8割は朝の時間(活動時間の2割)から生まれているのではないかと考察する。

早速始める。

まず、用語の説明から。

パレートの法則とは、集合Aの8割を集合Bの2割が請け負っており、残りの集合Aの2割を集合Bの8割が請け合っているという自然界に往々にして見られる法則である。

例を挙げると、昆虫のありの話がある。

ありの食料の8割は2割のあり(働きあり)が集めてきて、残りの2割の食料は8割のアリ(普通のあり、さぼりあり)が集めてくるという法則だ。

パレートの法則を一般化すると、我々の成果の大部分は少量の生産量で生まれるというものである。

次に自我消耗とは、意志力がなくなると私たちは誘惑に負けやすくなることである。
もう少し詳しく説明すると『意志力とは物事の決断を下すときに最善の選択を取るためにどうすればよいかを考える時に必要なものであり、私たちの意志力(will power)は有限であり選択を迫られるごとに減少していく。そのため、意志力は、選択回数が物理的に少ない朝ほど多く、生活の中で選択をして、疲れ果てている夜のほうが少ない。そして、意志力が減ると誘惑に負けやすくなったり、ずるをしやすくなる。』というものだ。

自我消耗の概念から、我々の意思力は1日の中で時間とともに下がっていく。

これは、選択を迫られ、判断を下すたびにエネルギーが消費され、有限的な意志力が使われるからだ。

逆に言えば、意志力は朝のうち(目が覚めてからまもない時間)ほど残っている。

つまり、朝の方が誘惑に打ち勝てる。

また、脳のゴールデンタイムという話があり、朝は脳が最も効率よく働くと言われている(睡眠中に前日の記憶が整理され頭がクリアな状態のため)

この2点から朝はスマホなどの誘惑にまけずらい、また、脳の働きがら盛んであるのでまっすぐ課題に全力で向き合えるため、成果を出しやすいといえる。

逆によるに近づくほど、意志力が下がり、誘惑に屈しやすくなるほか、その日の記憶が蓄積され脳がパンクに近づくことがかんがえられるため、成果を出しにくいといえる。

そこから、1日のうちの成果の8割は朝の1.2時間のうちに生まれているのではないか。と考えた。

だから、勉強時間を必ず取り、残りの時間は余生を生きる。で問題なのではないか。

とりあえず自らやってみる。

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