「今」に集中して体を動かすと心も健康になる
シンプルに生きるために
湯河原の山の上でヨガを教え、絵本を描いているChihoです。
私は「子供の頃、病弱だった」と言うと驚かれます。
50代になった今の方が、実際、子供の頃よりも体も心も何倍も強く柔軟になっています。
小さい頃は毎月熱を出し、病院で注射を打たれ、人ともあまり話さず一人でいるのが好きでした。
今も自然の中に一人でいるのが好きですが、この人生の中で今が一番エネルギーに満ちていると感じます。
それはもちろん30年近く続けてきたヨガのおかげが大きいのですが、体を動かすポーズの練習のおかげ以上に、ヨガの考え方を学んで実践してきたおかげです。
心というものの仕組みを、ほとんどの私たちは、子供の頃も大人になってからも学んでいません。
そのため、自分の考えていることにとらわれてしまい、物事を複雑にしてしまっていることが多いのです。
過去の自分のパターンで、繰り返し同じ反応をして生きているということにも気づけないので、目の前にいる人や、目の前にあるものに対しても、過去の記憶のデータというフィルターを通して見てしまいます。
その結果、人間関係も複雑になります。
本当の意味での現実、今の真実を見ていない、幻を見ているということです。
それは結局「今を生きていない」ということと同じです。
多分こう書いてもピンとこないかもしれません。
私もそれが腑に落ちてきたときは、愕然としました。
自分のエゴに気付いた時も、愕然としました。
そして腑に落ちた時から人生は変わり始めました。
知っただけでは変わりません。
腑に落ちた時に、「雲が晴れるようにはっきり分かる」という体験をします。
人は、頭の中で常に考え事をしていることさえ、当たり前になりすぎて、気づいていないし、それが人生に影響するとは、ほとんど思っていない場合が多いのです。
まるで、ラジオかテレビを、頭の中で常に付けっ放しにしているようなものです。
それが自分の人生の体験を決めてしまう・・・と知らないからです。
私のヨガクラスに来た方は、多分クラスが終わった時に、「あ〜なんだかいい気分だ」と感じると思うのですが、それは、体を動かしてエネルギーが巡ったことと、もうひとつ、体と呼吸に集中したおかげで、頭の中の雑音が消えていたからなのです。
「今」に意識が戻ったから。
ただ、ご本人はそのことには気づかないので、少しずつ、心の仕組み、エネルギーの仕組み、思考とエゴの仕組みのお話などをしていきます。
仕組みがわからないと、なかなか大きな変化には繋がらないので、私は、なるべく例え話などを使いながらお話ししています。
少し理解が進んでくると、エネルギーの仕組みや魂のこともお話しします。
日常的に、デスクワークが多く、体を動かすことのあまりない方は、何でもいいので、「今」に集中して体を動かすことをしてみてください。
雑念が多いと感じるなら、いきなり瞑想を試すよりも、SUPやスラックライン、ロッククライミングや、畑作り、編み物など、「今」に100%集中しないとできないことを、もし興味があれば趣味としてやってみるのをお勧めします。
もちろん私のスタジオYoga Contactに来て、ヨガを体験されるのも大歓迎です。
体を動かさず、頭の中で考え事ばかりして、外にもあまり行かないようになると、人の精神は鬱々して病んできます。
自分の頭の中で作り上げた世界の中で、犠牲者のように感じる人も多いかもしれません。
でも、実際ヨガを適切な方法でワンセッションやった後に、同じことを考えようとしても、多分全く違うと感じるか、小さな悩みなら忘れてしまうことも多いと思います。
それくらい、私たちの頭の中(心も)は、今までの癖のような反応で、勝手に世界を偏った見方で見ています。
他者を悪者にしたり、自分をダメだと決めつけたりして、自分自身で苦しみを創造して勝手な世界を作り上げてしまうようにできているのです。
その自分で創り上げた世界の苦しみから解放される方法をブッダもヨガの教えも伝えてくれているのですから・・・もしご興味があれば、
そろそろ、その仕組みに気づいて、本当に清々しい「自分のありのまま」を生き始めてみませんか?
まずは、滞った体の中のエネルギーを巡らすことからです。
人生はそんなに悪くない。
私ってこんなに幸せだったんだ!
気分がいい!
そんな風に感じられるようになると思います。
私は生徒さんによくこう言います。
Have a wonderful practice!
今日もいい一日を!
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