メソポタミアからインドへの旅、羽衣
文化を表現した羽衣ショール
遥か古の時代、中国やインドを筆頭に
シルクロードを渡り、アジア全体から伝来した
最高峰の逸品を保管し続けてきた正倉院
その中にはインドから伝えられた染色技法
総称して三纈(さんけち)と呼ばれる
技巧の伝承も含まれます
その3種の主たる技巧ひとつ
纐纈(こうけち)は現代でも
絞り(しぼり)と総称し
辻が花の様な高級着物の染色から
有松絞に代表される浴衣染色まで幅広く
伝統工芸として現代の私達に継承されています
今夏の当ブランド・コレクション、テーマは
「 MEETS ORIGIN (原点との出会い) 」
インドからユーラシア大陸全体に広がった
美の文化を当ブランドでは
福島県川俣町の透明な絹織物、世界最極薄の
オーガンジーに浮かべて、ご紹介をしています
インスピレーション
今回の色彩はメソポタミア文化への想像から
旧年に渡航したイラク、紀元前5千年紀から
人々が暮らしていたとされ、
今も市民の憩いの場、アルビールの城塞
訪問した時に感じた文化や色彩を
纐纈(こうけち=板絞り染)で表現しました
染色作品(羽衣ショール)はブランドの
ウェブストアで、ご紹介中です
ユニバーサル・デザイン
一枚布を着手の感性で自由に
羽織れるデザインが当ブランドの特徴です
このような繊細な鍵網(かぎあみ)の技術で
ポンチョのように被ったり(かぶったり)
ジレのように片腕を通して羽織ったりを
お楽しみいただける
着物やアジアの民族衣裳の考え方を
原案にした独自の羽衣デザインが特徴
染色の仕上げは筆を使い、アート作品の様に
暈しを入れることで独創性を高めています
細部の仕上がり迄、作品は私(河野自身)と
職人による1つ1つ手作業で制作されています
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