28年間行われた奴隷史を、29歳独身アラサーOLはどう読み解くのか。
これは、医者と公務員家系の3女として生まれた子の物語。
家では、
「●●しなければダメ」
「なんでできないの?」
「テストで100点以外を取ったことないの。理解できないから、どうしたら取れるのか説明してもらえない?」(国語※現代文だけ、算数、理科は100点なんだけど、それ以外できなかった)
「学年で1番以外ありえない。それは勉強していないと同じ」
と、毎日ツメられる。
まるで、武士のように育てられていた。
-正座3時間は当たり前
-外に出されることも当たり前
泣いたら、泣くんじゃない人生負けを認めたことと同じだと言われて(意味わかんな〜〜〜い)、正座時間延長〜〜👯♂️👯♂️
⭕️やられたら、必ず3倍で返せ
⭕️男には絶対に負けるな
この2つは、未就学児から毎日言われ続けた。
幼稚園・学校の先生から、
「●●さん家の子」「●●さん家の孫」だから、頑張れるよね。
「●●さん家の子」「●●さん家の孫」だから、できて当然だよね。
ご近所さんからは、
「●●さん家の真依ちゃん、昨日▲▲時ころ○○で見たわよ」
「●●さん家の真依ちゃん、▲▲で○○したらしいわね」
と親に告げ口をされる。
この家に生まれた子としての外部評価は、
⭕️何をさせても100点が取れて当たり前
目立つから、
⭕️「●●さん家の子」として365日家でも外でも監視
父親は、
人の何倍もの高い給料を稼ぐ、世の中地位と権力だ、
と言っているかのような振る舞いをしていた。
(リアルに言われたことは、ない)
「稼ぐ男が偉い」の前に、
「男が偉い」
という価値観を擦り込ませる日々。
わたしは納得いかなかった。
父親と同水準稼いで、家事をやっている母親に対して、なんでそんなことを言うのか。
なぜ男が偉い、女は奴隷なのか。
この思考の洗脳は、高校を卒業するまで続く。
時は過ぎ、わたしは大学を卒業して、社会人になった。
「誰のおかげで暮らしていけると思っているんだ」と言った父とも、
これで肩を並べることができる。
私を振っていった外資勤務の元彼よりも高い給料を稼いで、同級生の男の子よりも有名になりたい。
そう、常にわたしの敵は男。
それは高校卒業するまで受けていた父親の洗脳からくるもの。
男に勝たないといけなんだ。
その雰囲気が出ていたのか、男性にマウンティングされことが多かった。スペックに拘って生活をしていた。
でも、全然満足いく生活をしてない。どんなに高級品を身につけても、高級ワインを飲んでも、虚無感に襲われる。
わたし、何になりたいんだろう・・。それを探して社会人6年が過ぎ去っていった。
そして、社会人6年目の後半、2020年1月。4日間入院をすることに。インフルエンザにもかかったことのない、わたしが。
最初の2日は、辛過ぎて、ほとんど記憶がない。
後半2日は、寝たり起きたりの繰り返しができるように。
暇だな〜と感じられるようになった3日目。
もし、このまま自分が死んだら、何を思い残すかな?
あ、あの時、死ぬ選択を取らなくてよかった!と思えることってなんだろう?(小学生〜中学生の9年間、毎日死にたかった)
制限なしに、てきとーにiPhoneのメモ機能に書いていったの。
あることに気づいた。
reputationに拘っていた。
全ては自分の中にあって、外にはない。
今までの人生で経験したことがあるからこそ、今がある。
自分を犠牲者だと捉えていた。
わたしだけじゃなくて、幼少期からズーーーーっと自分が犠牲者になっているつもりで生活をしている大人が多い。
過去に縛られているだけ。
過去に悲劇的な体験を重ねたことをずっと根に持っているだけ。
そこから出ないと、一生人生ぴえんモード。
過去は、過去。
清算したい過去があるのに、清算できずにいる。
でも、過去は過去。
清算は不可能。
過去は当たり前だけど過ぎ去っている。
今も、明日になれば、過去だ。
新しい未来を創り出すには、
過去の呪縛から溶けて、今を生きるしか、ないのだ。
つづく・・・
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