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ナテラ・グリガラシビリが追い続けるもう1つの物語
ナテラ・グリガラシビリが追い続けるもう1つの物語
ナテラ・グリガラシビリ(Natela Grigalashvili/1965- /ドキュメンタリー写真家)は、ソビエト連邦崩壊後のジョージア(グルジア)初の女性フォトジャーナリストであり、ジョージア西部のアジャリア地方等々、ジョージア遊牧民の最後の日々を撮影し続けている。
写真家ナテラ・グリガラシビリ氏の、ジョージア南部に住むドゥホボル人コミュニティを描いた高く評価されている一連の作品
ナテラ・グリガラシビリの作品・・・
「Book of My Mother」:ナテラ・グリガラシビリ
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「The Doukhobors' Land(ドゥホボル人の土地)
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「The Doukhobors' Land(ドゥホボル人の土地)」初版発行: 2021年― ジョージア南部
そのドゥホボル人の歴史は3世紀前に遡り、ロシアのタンボフ県に居住させられている。
写真家ナテラ・グリガラシビリのドゥホボル人コミュニティに関するシリーズがフランスで書籍として出版された。-初版発行: 2021年
「ドゥホボル人の土地」と題された、ナテラ自身の故郷
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ナテラ・グリガラシビリが写真を通して探求しているのは、多くの人にほとんど知られていない場所やコミュニティです。
特に、彼女は田舎や、進歩によるテクノロジーや快適さから遠く離れた場所で暮らす人々に焦点を当てています。彼女の最も興味深いルポルタージュシリーズの 1 つは、「ドゥホボル人の土地」と題された、ナテラ自身の故郷であるジョージアに住む正統派プロテスタントコミュニティです。これらの写真は、習慣、伝統、そして何世紀にもわたる魅力的な歴史を語りながら、これらの人々の日常生活を詳しく見せてくれます。
「Village of the Mice(ネズミの村)」
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「Village of the Mice(ネズミの村)」―“Tagveti” (訳:ネズミの村)は私が生まれ育った村です。その地名を言うたびに、人々はいつも笑顔になり、いつも同じ質問をされます。「あなたの村にはネズミがたくさんいますか?」
「ネズミの村」は個人的なプロジェクトです。これらの写真は、かつての私の村の思い出です。私は16歳のときに村を離れて首都に移りました。2年後、私は写真に興味を持ち、借りたカメラで写真を撮り始め、それ以来、村の写真を撮り続けています。-Natela Grigalashvili
首都トビリシに引っ越してからは・・・・
首都トビリシに引っ越してからは、自分の村をほとんど訪れなくなりました。
自活するために勉強したり働いたりし始めたので、タグベティ(Tagveti)に行けたのは数か月1、2回だけでした。当初、自分の村を撮影していた唯一の理由は、懐かしい人々や場所の写真を撮るためでした。
年月が経つにつれ、タグベティ(Tagveti)は変化し始めました。
国の厳しい経済状況のため、人々は村を去り始めました。私の村は徐々に空っぽになり、そのため私はできるだけ多くの思い出を写真に残そうと決めました。私はいつも、たとえ一日でもタグベティ(Tagveti)を訪れる時間を見つけて、できるだけ多くの写真を撮ろうとしました。 現在、私の村はほとんど人がいません。
数家族が住んでいるだけです。私が知っていた人々や写真に写っている人々のほとんどは亡くなったか、近くの都市に移りました。近所の人や親戚が住んでいた家や、私が子供時代ずっと遊んでいた家は、今では廃墟になっています。
都会にあるにもかかわらず、私の故郷はあのネズミの村にあると・・
私は30年以上も都会に住んでいて、その間ずっと自分の村を写真に撮ってきました。私が持っているものはすべてここ都会にあるにもかかわらず、私の故郷はあのネズミの村にあると思っています。-Natela Grigalashvili
ナテラ・グリガラシビリのアートワーク
ナテラ・グリガラシビリのアートワークは、ランダムになりますが、続きます。お時間の許す折に・・・
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