（今日のARTWORK）松煙墨 とタイヤの筆で描く絵画 -Athena LaTocha
松煙墨 とタイヤの筆で描く絵画 -Athena LaTocha
Athena LaTochaは、Wave Hill–Glyndor Gallery(NY)でタイヤのトレッドを使用して紙に墨（松煙墨）でペイントを行った。
”Artists warm to winter workspace”
そのWave Hill–Glyndor Gallery(NY)はインスピレーションと創作の場”Artists warm to winter workspace”を提供されて、Athena LaTochaは、Wave Hill–Glyndor Gallery(NY)の冬のワークスペース プログラムの一環としてArtist in Residenceを行う。
そこでは、Athena LaTocha は、日本の松煙墨 （日本の松の枝の煤から作られる) などの素材を使って絵を描いた。
油絵のバックグラウンドを持つAthena LaTochaは、かつてから、筆を使った作業に慣れていて、何を達成したいのか、明確な感覚は持っていた。しかし最近では、素材に語らせて、よりクリエイティブな方向へと導く傾向が強くなっていく。
その流れから、”In the Wake of . . . Athena LaTocha”（2021）に・・・
「何年にもわたって、私は自分の手をもっと取り除き、ブラシや、画家として訓練されたすべての適切なツールを取り除くようになりました」
「プロセスを観察する別の方法や、素材を観察 (および相互作用) する別の方法を見つけるのに何年もかかりました。」-Athena LaTocha
アテナ・ラトーチャ（Athena LaTocha）
アテナ・ラトーチャ（アテナ・ラトチャ/Athena LaTocha,1969- /アメリカ・アラスカのアーティスト）
Athena LaTochaは、1960-70年代のEarthworksのアーティストとの会話に基づいて、また、土地の先住民の哲学に基づいて、紙の上の巨大な作品や、インスタレーションにおいて、人間が作った世界と自然界の関係を探求する。
Athena LaTochaは、インク、鉛、土、木など、多くの素材を取り入れながら、産業機械や自然現象によって作られた素材のマーキングと変位の相関関係をリサーチしている。
その彼女の作品は、アラスカで育った、その荒野のこと、地形の記念碑性、そのアラスカの土地に対する石油とガス産業の影響に触発されているだろう。
リサーチとフィールドワークに基づいたAthena LaTochaの作品のプロセスは、これらの環境に浸りながら、その場所に根ざした著名な、また、心の傷を感じる文化的歴史の背景に基づく・・・
ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活躍するアーティストだ。
Athena LaTocha | Artwork
Athena Latocha: Buffalo Prairie (Slow Burn)
10:21min
Athena LaTochaの作品
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