（今日のART）参加型アート：The House is Crumbling - Pinaree Sanpitak
参加型アート：The House is Crumbling - Pinaree Sanpitak
Time lapse of The House is Crumbling by Pinaree Sanpitak 1:00min 2018 (National Gallery Singapore)
The House Is Crumbling（家は崩壊する）
The House Is Crumbling（家は崩壊する）は、4,000個のタイのブロック形状のキット枕で構成された彫刻・インスタレーションで、固定構造と緩い形状の組み合わせに組み立てられている。
それぞれの枕は組み立てブロックとして機能し、側面に紐が縫い付けられており、自由に取り外したり接続したりできる。
参加型のアートとして、観客は作品と対話し、作品を解体および再構築する。
それは、展示空間内の環境を再定義することになる。
詳細には、女性の形を追う・・
詳細には、女性の形を追うピナリー・サンピタクの彫刻を連想させる固定構造は、黒い枕で構成されている。
色の混ざった枕は、ほどいたり、重ねたり、取り付けたりできる可動要素だ。
観客は、これらの色付きの枕を動かすことで、作品の動きを制御することになる。
参加型アートの、「この作品への関与は、個人が自分の個人的、社会的、または政治的環境に及ぼすことができる、さまざまな程度の影響を表しています。シンプルなジェスチャーが違いを生むことができます。」-Pinaree Sanpitak
2000年ごろから、ピナリー・サンピタクは、感覚的知覚と、身体が空間やその周囲と、どのように相互作用するかを探求する大規模な参加型インスタレーションを制作している。
The House is Crumbling の変化のプロセスは、永続性と非永続性、バランスと不均衡、不在と存在の概念を想起させるだろう。
ピナリー・サンピタク（Pinaree Sanpitak）
ピナリー・サンピタク（Pinaree Sanpitak/1961- /タイの現代アーティスト）
その作品は、絵画、彫刻、ドローイング、料理と幅広い素材とタイの伝統的なカラフルで強烈な作品を、人間、そして、その女性のモチーフを展開している。
タイの急成長する現代アートシーンに強力な「女性」の存在感を送り込んでいる。また、現在も、グローバルに、実に多くの展示会に出展、評価されている。
次回からも、ランダムになりますが、何回かに渡り、その作品のコラムにしたいと存じております。
お時間の許す折に・・・
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