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Chris Burdenとパフォーマンス(Trans-Fixed)

Chris Burdenとパフォーマンス(Trans-Fixed)

クリス・バーデン(クリストファー・リー・バーデン/Chris Burden,1946-2015/アメリカのアーティスト- パフォーマンス、彫刻、インスタレーションアート)
クリストファー・リー・バーデンの本質は、*コンセプチュアルアーティストだ。
(註)*コンセプチュアルアート(Conceptual art/概念芸術):アイデアやコンセプトを作品の中心的な構成要素とする動向・運動。ミニマルアートの延長上にあり、構想や考えだけでも芸術とみなすと言うロジックだ。


Trans-Fixed

Trans-Fixedは、1974年4月23日、カリフォルニア州ベニスのスピードウェイアベニューで開催された。このパフォーマンスのために、バーデンはフォルクスワーゲンビートル(空冷)に顔を上にして横になり、まるで車に十字架につけられているかのように両手に釘を打った。車はガレージから押し出され、エンジンは2分間回転してから、ガレージに押し戻された。

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Trans-Fixed

Transfixed by Chris Burden Redux by Andrew Belvedere      (後のパフォーマンス再現、映像)


デヴィッド・ボウイの1977年の曲「Joe the Lion」

デヴィッド・ボウイの1977年の曲「Joe the Lion」(ライオンのジョー)は、フォルクスワーゲン・ビートルの屋根の上でバーデンが十字架につけられた、バーデンの1974年のトランスフィックスに触発されている。

Joe the Lion (2017 Remaster) · David Bowie


#現代アート #パフォーマンス #学術 #Chris_Burden #学際 #アートと工学 #Trans -Fixed

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