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ギルバート&ジョージ-過激な英国紳士

その生きる彫刻「living sculptures」の解釈は、その形状のみならず生きて行くことの全てが彫刻(アート)であるという概念だ。

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ギルバート&ジョージ(Gilbert and George):イギリスの美術家。ギルバート・プロッシュ(Gilbert Prousch、イタリア出身、1943 - )ジョージ・パサモア(George Passmore、英国出身、1942 - )ペアで創作活動をしている。
通称は、ギルバート&ジョージだ。そして、チャップマン・ブラザーズ(Jake and Dinos Chapman)もその影響を受けている。

風変わりで時に攻撃的な作品から、常に物議を醸している現代美術家である。
ギルバートは、サン・マルティーノ・イン・バディーア(イタリア)出身で、オーストリアとミュンヘンでアートを学び、その後にイギリスに渡った。そして、ジョージは、プリマス(英国)生まれ。
この2人はロンドン芸術大学(University of the Arts London)のセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins) で彫刻を学んでいる時に出会っている。
ギルバート&ジョージは、一般的には、パフォーマンス・アーティストとして著名である。それは、彼らの学生時代の作品として「The Singing Sculpture」(歌う彫刻)だ。それは、自らを、金箔で覆い、Flanagan and Allenの曲に合わせて何時間もテーブルの上でマイム(無言劇-パントマイム)をする。
「Art for all」をスローガンに掲げた、反エリート主義的な作品は、パフォーマンスなど作品発表や、公衆の面前では、いつもビジネス・スーツを着て、いつも2人1組に行動している。スーツはイギリス人の紳士らしさであると同時に、英国の一般人の象徴だからだ、日本でもそうだろう。前述したが、その代表作の生きる彫刻「living sculptures」の解釈は、その形状のみならず生きて行くことの全てが彫刻(アート)であるという概念だ。

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(c)Gilbert and George


また、写真・ヴィデオ・ドローイングも多数制作している。フォト・モンタージュ(Photo montage)も著名だ。
そのフォト・モンタージュは、1970年代にはモノクロ写真で、1980年以降は鮮やかな色使いをはじめており、格子のあるテンドグラスのように黒い線をかぶせてある巨大な作品群は著名だ。そのモデルは花や手足、ストリートの若者達、やんちゃな少年、知人達のほか、ビジネス・スーツ姿の彼ら自身は、ほとんどすべての作品に登場する。
これらがステンドグラスのような大画面に、重々しく配されているという次第だ。

1986年にはターナー賞を受賞
2005年にはヴェネツィア・ビエンナーレのイギリス代表

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Fig.Gilbert and George:まだまだ、これからが、お元気でご活躍を願いたい、作家たちだ。

The Singing Sculpture clip

Gilbert and George's edgy art

Gilbert & George: The Great Exhibition | Introduktion




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