(今日の一枚)「Changing Un-Art’s Tires」Allan Kaprow
「Changing Un-Art’s Tires」- Allan Kaprow
アラン・カプロー(Allan Kaprow,1927 - 2006/アメリカのアーティスト)アラン・カプローは、アートと生活との間にそれまで存在していた壁を否定し、観客もまた作品の一部であるという新しいロジックを展開した。
Changing Un-Art’s Tires-Allan Kaprow
Martha Jackson Galleryの壁に囲まれた裏庭を車のタイヤと黒いタール紙で包まれた物質で埋め尽くした。
ギャラリーを訪問sると、タイヤに登って動き回るように招待される。彼はそれを「庭」と呼んだ。(そして、このパフォーマンスは、何度か行われる)
- New York Times
1959年10月、ニューヨーク・ルーベン画廊で行った展覧会 「18 Happenings in 6 Parts」(6つのパートからなる18のハプニングス)において、はじめてパフォーマンスを行った。それがハプニングという表現方法であり、「Happening」という用語の起源と言われる。
それらの各行為を貫く物語性はなく、一見無意味に見えるパフォーマンスの意味は、観客に委ねられている。
それは、受け手である観客が参加し、アートの本題は観客ごとに変わると言うことだろう。
アラン・カプローの短命な作品やアーティスト(表現者)の命を、さまざまなプレーヤーが繰り返し演奏できる、他の人が自分の即興演奏を追加してくれたことを喜んでいるようだった。-New York Times
アラン・カプローのアートワークは、この先もランダムになりますが、続きます。お時間の許す折に・・・・
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