(今日のアート)sky ladder - 蔡国強
sky ladder - 蔡国強
sky ladder 蔡 国強 /2015年6月15日朝の4時49分(北京時間)
「sky ladder 」(スカイ・ラダー)は、はしご花火だ。
2015年6月に中国の泉州市で撮影された花火ショーであり、「天国への階段」と呼ばれ世界中で話題になった。
祖母の100歳の誕生日を記念して、パフォーマンスが行われた。
花火が梯子の形を作りながらゆっくりと燃えながら、天に向かって伸びていく。天国への階段の様相を感じる。
それは、アルミ製のワイヤーをはしご状に組み火薬を装着し、ボートから打ち上げた気球で引き上げている。
高さは、概ね500m、花火は2分30秒にわたり燃え続けた。
(追記)過去に、蔡国強は、1994年にイギリスのバース、2001年には上海のAPECと2012年ロサンゼルスで、このプロジェクトを挑戦したが、惜しくも、失敗する。なんと、21年をかけて、4度目にして故郷で成功させた。
アート・ドキュメンタリー「Sky Ladder」-ケヴィン・マクドナルド監督
(註)sky ladder - 蔡国強のアートワークの映画化:蔡國強の活動を追ったアート・ドキュメンタリー「Sky Ladder」-ケヴィン・マクドナルド監督:火薬を用いたアート作品やインスタレーションなどで世界で活躍する現代美術家
Sky Ladder | Official Trailer [HD] | Netflix
蔡国強 (蔡國強、さい・こっきょう)
蔡国強 (蔡國強、さい・こっきょう、ツァイ・グオチャン、Cai Guo-Qiang/1957年 - /中華人民共和国出身で、ニューヨーク拠点の現代アーティスト)
その作品は、火薬を用いた絵画やパフォーマンス、古来からの中国文化、また、アジア圏を彷彿させるインスタレーションが多い。
異文明や社会、その人々の調和・共存するための手段をアートという認識のもとで、作品が制作されている。
例えば、火薬は、中国の歴史・文化にかかわりが深い、そして、薬であるが、破壊し、無に帰する暴力衝動も並列化する。
蔡国強は、その火薬をコントロールし爆発させる。それは、暴力衝動や破壊を作品で、創造へ転換しており、生命や存在の根源を探る作家だ。
Chinese artist creates stairway to heaven fireworks| CCTV English
蔡国強の作品抜粋
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