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鏑木清方の世界観

鏑木清方の世界観

鏑木清方(かぶらき きよかた、1878年(明治11年)- 1972年(昭和47年)/明治期から昭和期にかけての浮世絵師、日本画家、随筆家)
江戸の面影を色濃く残した東京に生まれた、生粋の明治の東京人である清方は、その生涯にわたり、江戸や東京にまつわる作品を多く残した。清方の作品は、いわゆる、美人画家というよりは、ほとんどが人物画であり、明治時代の東京の風俗を写した風俗画の視点がある。また、多くの戯作も残している。

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(cc)鏑木清方

水野年方の弟子に、13歳時・・

その清方が、日本画の道に進んだのは、13歳時、水野 年方(みずの としかた、1866(慶応2)- 1908(明治41)/ 明治時代の浮世絵師、日本画家)の弟子となったところから、はじまる。

水野年方へ13歳頃の清方

(cc)水野年方へ13歳頃の清方

築地明石町

築地明石町 鏑木清方-1927 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館

築地明石町-清方 


鏑木清方展

今年(2022年)は、没後、50年となり、鏑木清方展が、東京国立近代美術館(2022.3.18-5.8)、そして、京都国立美術館(2022.5.27-7.10)で開催される。

没後50年 鏑木清方展


近代日本を代表する美人画家

近代日本を代表する、美人画家として上村松園(うえむら しょうえん、1875年(明治8年)- 1949年(昭和24年)/日本画家)、また、鏑木清方の門下である、伊東深水(いとう しんすい、1898年(明治31年)- 1972年(昭和47年)/大正昭和期の浮世絵師、日本画家、版画家)と並ぶ感性と伎倆を持ち合われていた。

次回から、ランダムになりますが、何回かに分けて、清方の作品のコラムも続けたいと存じます。

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