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ビートニク(Beatnik)というカルチャー・ムーブメント

(概要)ビート・ジェネレーション(Beat Generation or Beatnik)
1955-1964年あたりまで、アメリカの文学界で異彩を放ったグループやムーブメントの総称だ。
彼らの世代は、第一次世界大戦(1914-)から1920年代までに生まれた世代だろう。
最盛期には、
ジャック・ケルアック(Jack Kerouac,1922-1969/詩人、ラップに乗せて詩の朗読も・・)、
アレン・ギンズバーグ(Irwin Allen Ginsberg, 1926-1997/詩人・活動家-ビート文学)が中心核として存在していた。
そしてウィリアム・バロウズ(William Seward Burroughs II、1914-1997/US 小説家)とするビート・ジェネレーションの作家たちは多くの若者達や、特には、*ヒッピーから熱狂的な支持を受け、グローバルに著名となった。
ポエトリー・リーディング(poetry reading/朗読するアート) の活動も当時から、著名だ。そして、ウィリアム・バロウズとパティ・スミス(Patti Smith/ロッカー)との詩的な会話も残されている。
そのビート・ジェネレーションというキーワードは、1948年頃に、ニューヨークのアンダーグラウンド社会で生きる非遵法者の若者たちを総称する言葉として発生している。

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Fig.Michael McClure (left) with his Beat Generation contemporaries, Bob Dylan (center) and Allen Ginsberg (right).

I Feel Like Saying A Beatnik Poem 1950's B Movie Style

Bob Dylan & Allen Ginsberg 

Allen Ginsberg and Paul McCartney playing "A Ballad of American Skeletons"

(註)*ヒッピー:(Hippie, Hippy)は、1960年代後半にアメリカに登場した、既成社会の伝統、制度等と、それ以前の保守的な、そして、男性優位の価値観を否定するカウンターカルチャー (Counter culture/既存への対抗文化) の一翼を担ったムーブメントだ。そのヒッピー達は、1950年代のビートニクスの思想を継承していた。

(追記)ここロンドン系のカルチャー・ムーブメントを追ってまいりましたが、Swinging Londonから、モッズ、ロッカーズ、パンク・・・の流れで、このビートニクの概要にも、触れております・・


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