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写真家ジェフ・ウォール-そのプロセスは演技なのか?
ジェフ・ウォール(Jeffrey "Jeff" Wall, 1946 - カナダ)
現代美術にインパクトを与えた写真家・美術史家。
1970年代からのカナダ、バンクーバーでのアートシーンにて活躍する、そして、現在、グローバルに注目すべき写真家だ。
写真家として、インスタレーション的な大型のライトボックス(透過光)写真作品で著名だ。
バンクーバーの自然から、、そして、荒廃した都会の背景、そして、産業・社会等々の不可逆性等をコンセプトとしたコンテンツだ。
特筆すべきは、写真のプロセスにおいて、度々、ジェフ・ウォールが、目撃し、その時、撮影できなかった瞬間を、写真を再構築して再現し撮影する事だろう。- 映画的写真 (Cinematograph photograph)
これは、観る側に突きつけられた問いかけのようだ。
そのコンテンツは、スナップショットのようであり、その方法論は違ども、北斎やロバート・フランクの影響(オマージュ)もある。そして、後継(トーマス・デマンド、グレゴリー・クリュードソン等々)に与えた影響も過大にあるだろう。
(c)Jeffrey "Jeff" Wall
略歴
1970年、ブリティッシュ・コロンビア大学-美術史マスター。
1970-73年 ロンドン大学コートールド美術研究所(Courtauld Institute of Art)
1974-75年 ノバスコシア美術デザイン大学助教授。1976-87年サイモンフレーザー大学准教授他、多くの教育機関で教鞭をとる。
そして、現代美術家たちの評論も著名だ。
(c)Jeffrey "Jeff" Wall
Jeff Wall: An Impossible Photograph | Art21 "Extended Play"
JEFF WALL: THE SPACE OF PHOTOGRAPHY
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