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ビジュアルコミュニケーションと意味論

ビジュアルコミュニケーションと意味論

言語は抽象的


言語で書かれた文字では

言語で書かれた文字では:現実の犬は「イヌ」とか「犬」とか「dog」と言い表されるが、それらの言語は約束事としてそう言い表される。この他にも、約束事が成立すれば音声等で新しい表現が可能である。

Fig.犬ぞりは、例え、乗っている飼い主が亡くなっても家路につく。

形象を使うビジュアルコミュニケーションは

・言語コミュニケーションに比べて、形象を使うビジュアルコミュニケーションは、指示する側、指示される側の共に類似的関係が成り立つ。

犬の写真やイラストは現実の犬を知って始めて認識される

このことは、犬の写真やイラストは現実の犬を知って始めて認識されるのである。意味論が成り立ちにくい場合でも犬の写真は、犬を示すのである。
ビジュアルコミュニケーションは共時的(一遍的)に多くの情報を与えることができる。
1枚の写真に写っている風景は、言語、文字で表現することは不可能である。

血液型と輸血の例で考えると・・

(例)血液型と輸血を参照(現在は使われないが・・) 

血液型と輸血の例

(註)これを文章(言語)で表現すると32の文章が必要になる

映像と言語

言語は抽象的であり、「犬」と言う言語を知らないと具体的な「犬」の映像を見ても犬であることを考えることができない。

ビジュアルコミュニケーションと言語コミュニケーション

ビジュアルコミュニケーションと言語コミュニケーション
「百聞は一見に如かず」と言えども、あらゆる点でビジュアルコミュニケーションが言語コミュニケーションに対して優位なわけでわない。
それは、例えば、命令伝達は文章で行われるからだ。

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