アイサ・ホクソンとアートワーク
アイサ・ホクソンとアートワーク
アイサ・ホクソン(Eisa Jocson,1986- /フィリピンのアーティスト- パフォーマンス・身体表現・ダンサー)
アイサ・ホクソンは、アイデンティティとジェンダーの形成、そしてフィリピン人の社会的流動性にも関心を持つ。
それは、広義な視点を置くと、社会的慣習によってもたらされる身体への条件付け、そして、そのための制限の影響、経済移民の労働形態の身体表現での表象。
近年の主なアートワーク- Eisa Jocson
2010年、都市の公共空間にある旗や標識のポールを用いてポールダンスを披露する作品「Stainless Borders: The Deconstruction of Architecture of Control」 を発表。
2011年、その女性のポールダンサーに対する固定観念やその文脈に疑問を呈する創作を発展し、セクシャリティ、暴力、権力等をテーマにポールダンスを踊る作品「Death of the Pole Dancer」(2011)を発表。
2013年、ナイトクラブ等で男性が男性の観客にむけて踊るパフォーマンスを女性の身体で体現する作品『Macho Dancer』(2013)を発表している。この時点で、世界的に注目を集めて、ヨーロッパで巡演された。
maccho dancer impulstanz 2013
2014年- 森下スタジオでは
「HOST」(コンセプト・振付・出演:アイサ・ホクソン)
「女性の労働者はパフォーマンスで何を明らかにし、何を秘密にしているのだろうか。労働者として女性らしさを表現しているのであれば、そのパフォーマンスにはいつ終わりがあり、いつ現実が始まるのだろうか」と言う問いかけに対して、
ホステスが従事するエンターテイメント業界の「女性らしさ」を表す様々なパフォーマンスを身体表現としてリサーチして、創作過程の一つの取り組んでいる、ワーク・イン・プログレス(一連のプロジェクト)を表象した。
2019年:ヒューゴ・ボス・アジア・アート賞
2019年:ヒューゴ・ボス・アジア・アート賞(2013年以降隔年開催)
ロックバンド・アート・ミュージアム「上海外灘美術館」とヒューゴ・ボス・チャイナは、ヒューゴ・ボス・アジア・アート賞を、マニラを拠点に国際的な活動を展開するコレオグラファー、ダンサー、アーティストである、アイサ・ホクソンが授賞した。
Eisa Jocson - Motions of this Kind 2019 London
Peaches - 'How You Like my Cut- Official Video ft Eisa Jocson
・21stになって、いわゆるパフォーマンスアートのあり方もパラダイムシフトしていると言う事だろう。