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東京大空襲の悲劇、生存者の最後の言葉を語り継ぐ/映画『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』


東京大空襲の悲劇、生存者の最後の言葉を語り継ぐ/映画『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』予告編-Adrian Francis

2:09min 2023

その悲劇は紙や木で作られた街を襲った──十万人を超える犠牲者を出した東京大空襲の生存者の最後の言葉をオーストラリア人のドキュメンタリー映画監督がいま語り継ぐ『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』

1945年3月10日午前0時過ぎ

1945年3月10日午前0時過ぎ、アメリカ軍の爆撃機が東京を襲撃し、木造の家屋や多くの紙材が密集していた街に火の粉を浴びせた。10万人以上の死者を出し、東京の4分の1が焼失した史上最大の空襲だった。戦争や空襲の記憶が失われつつある今、未曾有の悲劇の体験を後世に残そうとする3人の生存者に肉薄する。

Adrian Francis監督

Adrian Francis監督(1974- /オーストラリア- 映画監督)は東京を拠点にするオーストラリア人映画監督エイドリアン・フランシス。本作が⻑編ドキュメンタリー・デビュー作となる。この悲劇で私たちは何を記憶し、なぜ忘れようとしているのか。

予告編には東京大空襲を体験した、落語一家の林家一門のおかみさんとして知られる海老名香葉子さん(90歳)のコメントも含まれている。

『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』は2023年2月25日公開された。

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