#1)ローター・バウムガルテン、アートの本来像を追う。
ローター・バウムガルテン (Lothar Baumgarten、1944-2018)
ドイツのコンセプチュアル・アーティスト。
その作品は、彫刻、写真、スライド・プロジェクション、16mm映画、サウンド、ドローイング、文章、壁画、建築関連など、多岐に及ぶ。そして、 ニューヨークとベルリンを拠点としていた。
アートにおける商業的側面や社会的役割について、批判的立場で、その作品で検証している。そして、それまでの現代アートとは異なる、問いかけを体系的に行っている、それは作品制作に於いてだ。
その社会的な視点と方法論、作品の完成度の高さで、高度な評価を得ている、そして、それは学術的に於けるアプローチとしてだろう。
ヴェネチア・ビエンナーレ(1978 1984、2001)、そして、ドクメンタ(1972、1982、1992、1998)に参加している。これだけでも、現代アートのある意味、核を成すと言うことだ。
略歴
1944年にドイツのラインスベルクで生まれ
1968年、カールスルーエ国立美術アカデミー
1969 - 71年、デュッセルドルフ美術アカデミー(Kunstakademie Düsseldorf)でヨーゼフ・ボイスに学ぶ。
ローター・バウムガルテンの作品は、それまでの現代アートとは異なる、問いかけを感じるだろう・・・
まずは、その作品をご覧頂きたい。
(c)Lothar Baumgarten
Galleria Franco Noero - Lothar Baumgarten
(追記)次回は、ローター・バウムガルテン (Lothar Baumgarten)のキャリアから、もう少し、具体的に見える形で臨みたい。
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