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「自殺」について。
数日前、俳優の三浦春馬さんの突然の死去について、「自殺」と報じられているが、いかんせん俺は一般メディアの報道をまったく信じていないので、彼が自殺したとは思えず、何か裏がありそうな予感をしているが、
「遺書らしきものが…」
— 大島ケンスケ (@mirokukensuke) July 20, 2020
という文面だけで、
(自殺したんだ…)
と、思うよね。それが報道の仕方。「らしきってなに?」と、ツッコむ人はいない。
本当のことなど、外からはなかなかわからない。しかし、多くの人が、報道を盲信する。
今回のテーマは、そこではなく、タイトル通り「自殺」について。
ちなみに、三浦春馬さんは、なんと俺と誕生日が同じ!(4月5日)、しかも、俺がこよなく愛するブランド、「Paul smith(ポーススミス)」の、メンズアンバサダー。
Paul Smith好きの俺は、密かにライバル心を燃やし(笑)、嫉妬の炎を燃やしていたので、彼に実際何があったかはともかく、どちらにしろショックだった。
(なんとなく、俺のPaulSmithの服をいくつか載せておく 笑)
「自殺はよくない!」と、倫理的に言われている。いや、「自分の命を粗末にするのは最も悪い事」と言う人もいる。
ちなみに、精神世界やスピリチュアルとかの人でも「自殺すると地獄へ行く」とか「自殺した人は反省部屋へ行く」的な事を言う人もたくさんいる。
古来より、「人は死んだらどうなるのか?」と、人々は想いを巡らせきた。それは、様々な宗教観と結びつき、「恐れ」を煽られて政治利用もされてきた。
そう、「死」という恐れが、今の文明の礎にあると言ってもいい。どうして恐れるのか?それは、我々の「生」が、今回限り、肉体限りの『有限』の存在だと思うから、怖いのである。しかし、もしも魂が『無限』の存在だと知っていれば、死への恐怖は、だいぶなくなるはずであり、その辺の知恵や叡智を、インスピレーションを持って伝えるのが、宗教ではなく、“スピリチュアリティ(霊性)”の役割の一つであると思う。
さて、少し個人的な話をさせていただく。
今から20年前ほどのことだが、親友とも言える友人が、自殺という形で、生をすり抜けていった。
彼との出会いは、少し前に遡る。俺は18歳、高校三年生の頃に、北海道のバンド大会でグランプリを取った。そのとき、準優勝だったバンドがいて、そのバンドのドラムと、高校卒業後、バンドを組んだ。
そのバンド自体はあまり続かなかったし(俺も翌年には上京予定だったので、長く続ける気もなかった)、その友人も、翌年(1998年)の春に、音楽の専門学校へ進学するため上京した。
彼の方が、俺より2ヶ月ほど上京が早かった。東京都北区の、風呂なしのアパートに住んでいた。
6月9日、俺はギター1本持って東京へ行った。職も、家も、何も決まっておらず、ただ、行った。希望だけを持って。
行くあてもないので、その友人の家に、しばらくやっかいになった。
その後、近くの北区赤羽にアパートを借りて、その友人とは、時々バンドをやったり、酒を飲んだりして、「親友」ってことはないが、たぶん、そんな感じの関係だった。北海道時代からの付き合いで、夢を持ち、ミュージシャンを志し、切磋琢磨していた。
しかし、彼は21歳の夏(ちょうど今頃だ)に、部屋で首を吊った、
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