「過去の自分」はどこにいる?
実は先日の北海道の「トークイベント」で、僕の「高校生時代」を知ってる方がいらっしゃいました。
彼女は現在、地域活性化のwebマーケティング活動や、「しりべし女子」というチーム(?)で、北海道の余市(ニッカウイスキーで有名です) の情報を発信しています。
僕が高校3年生の頃、卒業間近に、地元で「LIVEイベント」を企画しました。
今思い出しても、会場の手配とか、チケット作り、お金とか、イベントの管理など、何かと大変でしたが、いい経験になったLIVEでしたね。
いかんせん、友人たちはヤンキー少年ばかりなので、そういうのに疎い連中で、僕ももれなくそうだったんですが、僕はどうしてもLIVEイベントを成功させたかったから、苦手なことを頑張ったんです。
その時、地元のバンドが4、5組出場したのですが、その中の一つで、コピーバンドのヴォーカルをやっていたのが彼女でした。
それがこちらのオモリンこと、尾森加奈恵さん。
その時の印象は、とにかく彼女の“ホットパンツ”に目が釘つけ!& 興奮!、だったのをよく覚えています(笑)。まあ、性欲ムラムラ高校生ですからね。
でも、とても可愛かったし、歌もとても良かった。男のバンドばかりだったので、イベントに華を与えてくれたのも嬉しかったですね。
「ひょっとして、小樽で〇〇のバンドのボーカルやってませんでした?」とある日、SNSでメッセージが来て、やりとりして、数年前に繋がった。
そんな彼女が、来てくれたわけですが、なんだか照れ臭くも、とても嬉しかったですね。
なんつったて、僕が一番イキっていて、調子こいて、やんちゃしてたアホまっさりの時代を知ってるわけですから。
しかし、最近よく思います。「過去」ってなんだろう? 過去の自分って、それって今の自分にとってなんなのか?
の前に、彼女のトークベントの感想、
ぜひ、シェアしたnoteを読んでね。
ちなみに他にもいくつか感想をいただきました。
さて、北海道を終え、来週23日(日)は福岡です。
こちらも、30名以上入る会場に、
現在のところ、
お申し込みが、
5名…(笑)
北海道のように直前でドタ参があるか? それともこのまま5名でいくか!
ただもうどっちでもOKです。何が起きても最善ですから。僕はただただ、お会いできる人との時間を楽しもうと思います。(そして博多を楽しむぞ!)
でももしピンと来たら遊びに来てください。
さて、「過去の自分」ってなんじゃらほい?ってことで。
過去の自分はどこにいる?
そもそも、僕は昔から謎でした。それこそ、オモリンが僕にあった高校生の頃とか、やんちゃですけべな不良ロック野郎だったけど、そういう哲学的なことを考えるのが好きで、
「過ぎ去った体験や、昨日とか一年の前の自分は、この宇宙のどこかに存在しているのだろうか?」
という疑問がありました。
考えてみてください。あなたの子供の頃。学生の頃。20歳の頃。いろんなことがあったと思いますが、それらすべての“自分”って、なんですか?
それ、どっかにあります? 今、「はい、これです」って提示できます? 仮に人にはなかなか説明できないとしても、自分自身で、「一年前の自分はこれ!」って実感とか手応えあります?
ないですよね?
あるわけないです。
その「過去の自分」って、自分の頭の中にしかいません。
そんな頭の中の過去の自分と、今の自分、実は関係ないのかもしれませんよ? それが一本の線でつながっていて、今の自分を構成しているなんて思ってること自体が、思い込みかもしれませんよ?
僕は昔からそんな疑問がありましたが、自分が精神世界を探求するうちに、それが事実であると、「手応え」を持って感じています。それはうまく言葉では説明できませんが、自分の中で、これはアイディアではなく「事実」として感じています。
過去なんてものが“有る”のではなく、「過去があると思ってる」意識が、我々に過去という時間を作り、それが「ドラマ」を生み出します。
ドラマとは、単純に「波」です。上がったり、下がったり、押したり、引いたりの「二元性」のさまざまな表現です。
もちろん、この波の中で我々は体験を通して、学び成長するので、だからこそ「時間」という概念を生み出したのかもしれないけど、あまりに「過去」に縛られると、それは人生ってものをとてもつまらなくさせてしまうし、その学びは知識量が増えるだけの学びで、真の成長にはつながらないのでは?
SNSにこんなことを呟きました。
AIの方がいい作文書いたり、美しい絵を書いたり、なんなら国会答弁で使われるとか、そんな話もあります。
しかし、上記したようにAIは統計データをもとに、最も最適化されるものを選択しているに過ぎず、そこに革新的なものってなかなか生まれないと思います。
アートの分野がわかりやすいでしょうね。人が「美しい」とか「良い」と感じる、統計的な要素を集合させて、確かに美しくて良いものができる。技術(スキル)が高いことは評価されるだろう。
しかし、そこにアート、芸術性はない。なぜならアートとは「今この瞬間」であり、スキルはそれを伝えるために存在するけど、スキルそのものは芸術ではないのだ。
もちろん、スキルが要求されたり、統計的な最適なものを選ぶ必要も、実生活や実働労務においては発生するので、人工知能はそうやって付き合うものだろう。もちろん、奴隷ではない。
人工知能や、あらゆるロボットたち。彼らは人間と違って、エネルギー供給さえあれば疲れ知らずだが、人間の奴隷ではなく、我々のパートナーとして、大切に扱うことが必要だと思う。イチローがバッドやグラブを毎日手入れしてたように、誠意を持って取り扱うべきです。
さて、「過去の自分」の話から、なんだか壮大な話に発展したな(笑)。一度書き出すと、次々と今は書かなくていいことまで書いてしまうのが悪い癖ですね。本当は伝えたいことだけに絞った方がいいってわかってるのに…。
北海道にいると、どうしたって「過去の自分」に向き合わざる得ない場所。しかし、過去の自分なんて実はどこにもいなくて、向き合っているのはただ「今、この思考、心」なんだよね。
自分の考え方とか、感情とかが整理ついてなかったり、誤魔化したりしているから、それを「過去のせい」にしてしまいがちだけど、その辺が整ってくると、「過去はすべて善」という風に、今の自分と同一視しないで、冷静に、客観的に眺めることができる。
だから今は、その辺はすごく楽になったと、自負しています。
あなたの「過去の自分」を、自分と少し切り離して、客観的に眺める訓練するといいです。思考や感情は訓練可能です。過去の苦しみを、今苦しんだり、悲しんだりするのは、「悲劇のドラマの主人公」になっているだけです。
「今」、何をするか? とりあえず僕は「旅」は欠かせないですね。
旭岳より。
お知らせ
☆ 出版記念トークイベント
イベント参加2000円 イベント参加+書籍 3500円(札幌、博多)
東京 5月13日(土) 14時〜16時 秋葉原Lounge
大阪 5月21日(日) 14時〜16時 アルファオフィス247(大阪市営地下鉄堺筋線 長堀橋駅 徒歩3分 大阪市営地下鉄御堂筋線 心斎橋駅 徒歩8分)
お申し込みの電子チケットはこちらのサイトから。
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