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「ありがとうございます、おかげで助かりました」 お礼を、言われた。 (は?俺が、人からお…
突然「タバコ」が存在しなくなった世界に来た主人公。 こちらの続きです。 ☆ それから1週…
完全かつ、確固たる、疑いようのない完璧な二日酔いで目を覚ました。 アパートの布団の上で、…
長田ヒロトは手札を持ち、視線をぼんやりとそこに落としたまま、彼だけ時間が止まっているかの…
4月23日(日)17時〜、アクロス福岡にて。 トークイベント、と言っても、何をするかはその時…
本当に大切なものは何か?そんなお話です。 ************* リズは木の上に登り…
はじめに。 こちらの短編小説は、いわゆる「書簡体」というタイプで、一人の女性の手紙がそのまま物語になっています。 タイトル通り「蝉時雨」なので、夏にアップしようと思っていたのですが、ざっと書き上げて、しばらく間を置いてから推敲しようと思っていたら、そのまま放置されてて……。そして書類を整理してたら見つけました。 我々の存在と意識における主体と客体、や分離と一体感をテーマにしたお話です。 蝉時雨 大変ご無沙汰しております。暑中のお手紙ありがとうございます。 この頃
(全3話完結の小説です。無料で読めます。「祈り」に関する、不思議なお話しです) 第一話 …
前回の続きです。 4 立川明美 午前9時40分頃 「明美さん!ちょっと聞いた?近くでおっ…
第一話 第二話 「祈り」 第3話 完結 ↓ 7 心静かに (このままではダメ!…
音楽ではない。水が流れるせせらぎの音の中に、クリスタルボウルのような響きがいくつも重な…
「ちょっと、そこのお醤油取ってもらっていい?私、アジフライにはソースも好きだけど、どっち…
都会から田舎へ移住した人が、田舎暮らしの生活の中で、生きるヒントに出会う短編小説。 今回…
小説「流れ星キャンプ」 「ホラ、あれが北斗七星だ」 僕が指差す方向を新之助は熱心に眺めている。 「あの柄杓の形の上のラインから真っ直ぐ」 僕は指先を移動させると、新之助もそれに合わせて首をゆっくり回す。 新之助に北極星の位置は教えてあったが、カシオペアを探すのに苦労したりと、昨夜予習した星座図鑑のようには行かなかった。だがなんとか新之助は本物の北極星を見つけ、天空の中心を把握した。 「今ある星の位置を覚えとけ。カシオペアはあの大きな木の真上にあるだろう?でも