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女神転生から自分が望むべき世界を選択してみよう

その昔、好きなRPGで派閥分けをすることがありました。FF(ファイナルファンタジー)、ドラクエ(ドラゴンクエスト)、そしてメガテン(女神転生)。

女神転生という派閥が本当にあの2大巨頭と肩を並べていたのかまでは知りませんが、女神転生が好きな私としては、何となく嬉しかった記憶があります。

女神転生といえば、先日最新作が発売されましたね。

今回は「自己紹介をゲームで語る」というお題に取り組みます。何を隠そう、私は女神転生の大ファンです。メガテニストと言うらしいですね。ゲームとしては1と2をプレイして、派生作品のペルソナは「罰」をプレイしています。

昔の作品ばかりですが、最近の作品についても実家に居る弟がプレイしているのを横で眺めたり、他の方のプレイ配信を見たりなど、何だかんだでひと通り見てきています。

どうして私は女神転生を選ぶのか。今回はその話を書くことで「自己紹介」と代えさせていただきます。

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女神転生について

女神転生をよく知らない人のために、簡単に紹介しておきます。女神転生はFFやドラクエと同様に、主人公が仲間を引き連れて物語を進めるRPGです。

FFやドラクエとの違いは、仲間が「人間」ではなく主人公が召喚した「悪魔」だということ。主人公が悪魔を使役するのです。ドラクエシリーズだと「ドラゴンクエストモンスターズ」が近いかもしれません。

悪魔と言うと怖いイメージがあるかもしれませんが、女神転生で登場する悪魔は天使や魔王など広い意味を持ちます(種族ごとに細かく分類されます)。

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最近は悪魔ごとにビジュアルが精巧にできていて、見た目が怖い悪魔だけでなく可愛らしい悪魔など様々なタイプがいます。最近のビジュアルで好きなところだと、妖精のティターニアですかね。

女神転生をプレイしていて得したこと。以前に古事記に関するアニメーション動画を作るプロジェクトに参加していました。その際に登場する神々(アマテラスやスサノオなど)は女神転生を通して既知であり、物語の理解が早く済みました。

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ロウとカオスの狭間で

ここからは、私が女神転生を選ぶ理由(核心)に迫ります。女神転生はFFやドラクエに比べてリアリティがあり、物語の理解が難しい傾向にあります。人間とは何かなど、哲学的な領域にも触れることが多いので、何かと頭を使います。

派生作品である「ペルソナ」は本家の女神転生よりライトな感じなので、こちらの方がオススメできる人もいるかもしれません。

私は哲学的なことを考えるのは好きなので、女神転生の世界観にハマりました。ついでに、育成ゲームの類が好きでしたので、存分に楽しめました。

ここでは、試しに哲学的な領域を覗いてみます。

女神転生は基本的にマルチエンディングシステムを採用していて、正義と秩序を重んじる天使側(ロウ)、自由と混沌を重んじる魔王側(カオス)、そしてどちらにも傾倒しない中性側(ニュートラル)の3パターンに分かれます。

マルチエンディングシステム:プレイヤーの行動選択で展開や内容が変化し、最終的にクリアしたときに異なるエンディングを迎える。

プレイヤーは物語を進めながら、自分がどちらの側につくかを決断します。

それぞれの意味は作品ごとに微妙に異なるのですが、ロウは完全なる秩序に基づいた徹底的な管理社会を、カオスは自由でありながら無秩序(言うなれば弱肉強食の世界)という無法社会を実現します。

ロウとカオスはまさに表裏一体です。ロウは世界の平和こそ約束されますが、代わりに生まれた時点で変わることのない窮屈な階級社会を生きていきます。そこに自由はありません。カオスは「強い者が世界を作り変えられる」という自由こそ保障されていますが、基本は弱肉強食の世界なので恐ろしいの一言でしょう。

そんな一長一短の世界観において、どのような選択が最善なのかを考えます。状況次第では辛い犠牲を払うこともあります。ゲームの話だけど、そういう世界との駆け引きを楽しめるのが、女神転生の醍醐味です。

あなたなら、どちらの側から世界を創造しますか?

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おわりに

今回は「自己紹介をゲームで語る」ということで、私と女神転生との関わりについて話をしてきました。

女神転生では哲学的な話を体験します。人間としての営みについて、正義と悪の立場について、など本質的なところを考えさせられます。そんな女神転生が私は好きなのです。

もし良ければ、女神転生を通じて世界を望むように作り上げてはみませんか?

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに添えるように頑張ります。何卒よろしくお願いいたします。

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