木のギターと弦の響きの充足感
木のギターで改めてわかったこと。弦の響き。
2010年~12年間、鉄弦ギターはオベーションをメインにコンサートは奏でてきました。
(レコーディングは木のギターを使用)
一つわかったことが、今更ながらですが、久々に木のギターになり気がついた事があります。
一週間~10日ほどで、
『弦の寿命が終わる (コーティング弦でも)』
(劣化して響かなくなる・音色が固くなる)
長持ちするはずのコーティング弦を全ギターに愛用していますが、
これはオベーションやナイロン弦ギターでは感じなかったことであります。
バリバリ弾いても1ヶ月は余裕で持ち、コーティングが毛羽だったり、黒いカビが出てきたり、
極端な話、弦の裏がサビるまでは、それ以上の期間でも以外とイケる、長持ちのコスパのよいものでしたが。
木のギターになると、、
「ん?何か楽しくない」(←これが一番重要)
「固くて手がいたくなるなぁ、、」
「弦が豊かに響かない。。」
という率直な感想が今回初めての感覚でおもしろかったです。
そして新しい弦に交換するとブワっと広がる音色。
華やかに、鮮やかに、やわらかに広がる鉄弦の響きに「あっ、コレコレ♪」と、充足感があります。
長持ちするコーティング弦ですので、本人しか感じない繊細な部分かもしれませんが、
たった10日ぐらいですが劣化弦だと、本当に奏でていても「おもしろくない」(笑)となりました。
イメージの音色が出せなくなる不自由さといいますか🎨
このギターだからか、オールマホガニー材だからか、自身のセンサーが広がったからか。
また一つ両手と耳の感覚のセンサーを手に入れたような気がいたします。
ギターも25年奏でていますが、まだまだ奥深き世界ですね。
弦は小まめに替えてあげましょう。
ギターも喜びますね🎸
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?