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Leica Q2、生える。
※写真多めのQ2レポです。Q2気になってる人は是非。
ある日のことです、 Leica Q2が生えました。
ええ。買ったとかじゃなくて。本当に生えたんです。
やだな。そんなバカ高カメラ買うわけないじゃないですか。本当ですって。
本当に、ある日気絶して起きたら目の前にQ2がにょきにょきと生えていたんです…。
はい。
d luxを買ってから2年も経っていませんが、ついにQ2を買いました。
だって欲しくて…。
Q2を手に入れてからまだ3週間ぐらいなのですが、レビューしていこうと思います。端的に言えば、キレッキレな描写と、ふんわりとした光です。
ちなみに昨年の記事の中で私はこう書いています。
Leicaのおすすめの記事を見ると、Q2を買えだ(レンズ一体型、定価72万)、M10を買えだ(レンズ抜き、定価103万)とかのたまっていますし、いろんな記事でエントリーにピッタリなどと書かれているCLでも35万ぐらいします。
何がエントリーじゃ。
(中略)
Leicaのエントリーモデルとは、本当のカメラ初心者ではなく、カメラをある程度触ったことあるユーザーが、「憧れのLeicaを初めて買う」という意味のエントリーモデルで、長年のカメラ生活で既に経済感覚が破綻したカメラ好きにとっては34万円など些細、という意味です。
2年後のお前、72万するカメラ買ってるよ。
(すでに経済感覚は破綻している)
開封
というわけで、着弾。開封レポはd lux7のお仕事。
かわいいじゃん…。
というわけでD lux7 / Eos kiss7と並べてみます。
今気づいたけどどっちも7だ。
Q2も高スペックカメラの中ではかなり小さい方ですが、流石にD lux7と比べると大きいです。(D lux7の小ささがおかしい)。
Q2はサイズだけで言うとEos kiss7と同じくらい、重さは720gなので、流石にほか二つよりはだいぶ重いです(共に420gくらい)。
うん。可愛い。構造上ミラーやプリズムが入る一眼とは大違い。
Leicaのプロダクトのこういうところが本当に好きです。
撮ってみる
というわけで作例。相変わらずの撮って出しです。
この情緒よ。
Q2ちゃんのここが凄い
以下は触って感じたQ2のすごいところです。
1.やっぱりボケが綺麗
最近思うのですが、Leicaと国産のカメラって全然ボケが違いますよね。
Leicaのボケは、背景に意識が行かないようなふんわりとしたボケ、
国産のボケは、背景を見せたくないためのくっきりとしたボケ、
ぐらいの差があります。
だからこそ、Leicaは被写体ではなく空気が撮れるのかも。
というか被写界深度浅すぎ…。カレーが皿の手前と後ろでボケる…
2.光の描写がすごい
やはりフルサイズってすごいですね。
何度も言うように撮って出しです。
3.解像度がえぐい
Q2は4730万画素なのですが、前のカメラであんまり解像度を意識することはありません。じゃぁこれってどれぐらいすごいの?ということですが、
これぐらいです。
もとの写真と同じものだとわからないぐらい拡大しても破綻しないです。
めちゃくちゃだなぁ…。
noteの仕様上フルサイズで画像をあげられないのが残念です。
4.白黒がエモい
d lux7を使ってる時、白黒は結構いい雰囲気で撮れるなぁと思っていたんですが、Q2に来てカラーを超えてきた気がします。
今までずっとQ2 monochromeという、「Q2より5万高くて白黒しか撮れないカメラ機」がある理由がわからなかったのですが、ここにきてようやく理解しました。
ちなみに白黒とカラーの比較はこんな感じです
ほんとに…
5.ノイズが綺麗
Q.ノイズが綺麗って何?
A.こういうことです。
さしものQ2をいえど、iso感度を上げれば当たり前にノイズが出るんですが、ノイズを粒状で仕上げてきたのは本当に驚きました。
と言うかそんなこと可能なんだ。
まるでラスター紙を思わせるような微粒子感です。
6.ボタンが少ない
d lux7使ってる時も少なめだなと思っていましたが、Q2はほんと少ない…!
ボタンは見えてるもので全てで、あとは見えない部分に絞りがあるぐらいなので、Q2ちゃんほんとボタンが少ないです。
やっぱり、少ない=操作が簡単なので、写真に集中できていいですね。
D lux7と撮り比べ
たまたまD lux7で撮ったのと同じ場所に行ったので、撮り比べてみました。
上がD lux7で、下がQ2
上がD lux7で、下がQ2
存在感が違う…。
いやはや、あんなにすごいと思っていたd lux7がおもちゃに見えてしまう…。
これはd lux7が撮れないんじゃなくて、Q2がやばいんです。
上手く言えないんですけど、Leicaって背景がぎにゅっとしてるんですよね…。ぎにゅっと
逆に残念だったことも書いてみる
ここまでいいことについて書いてきたので、個人的に残念だったことを2つ書いてみます。
1.USB端子がない
Q2ってUSB端子がないんですよね。(もちろん知ってて購入しています)
つまり、ディスプレイにつないで写真をみんなで見たり、外付けカメラとしての使用ができなかったり、マイクの接続ができません。
これはほんと残念!映像機としてもスペックは最強に近いので、USB端子があれば本当に完璧でした。
USB端子はQ3にはついてほしいですね…。
もちろんすぐにQ3出たら鬱ですが。
2.アス比が4:3固定
これは気にする人すくなさそう。
私アス比は16:9、もっと言うなら21:9が好きなんですよね。
前のD lux7はデフォルトのアス比が 3:2 / 4:3 / 16:9 / 1:1から選べたのでずっと16:9で撮ってました。
後から加工すればいいとは言え、撮って出し派なのでちょっとだけ不満です。
これはもう、一つの世界
冒頭にも書きましたが、まだQ2を手に入れてから3週間ぐらいなのに、すでにどきどきするような写真がたくさんです。
D lux7でLeicaに惚れた私に、Q2はさらなる広がりを見せてくれました。
これから一体どんな写真が撮れるか本当に楽しみです。
終わり
2021年、自分の周りのLeicaコミュニティはどんどん広がっています。
前の記事を書いたときは4人しか使ってる人が居ませんでしたが、2021年、周りのLeicaユーザーは10人を超えました。
ちなみに、7人ぐらい私の影響で買っているので、「Leicaの回し者」とよく言われています。
こちらも
今まで書いたLeica関連記事はこちらです。
カメラ初心者向け/Leica買ってみたい人向け記事。
これを読んでみんなもD lux7を買おう。
なんで自分が撮るか、と言うことを振り返ってみた記事。
私のせいでLeica D-lux 7を買った人向けの記事。
(通称:アフターサポート)
多分そう遠くないうちにあと3つ書きます。
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