性依存症-きっかけ・原因・対処法|痴漢は癖ではなく病気です。

 私には妻と娘がいました。ずっと支えてくれていた優しい妻と食いしん坊の産まれたばかりの娘。ある日、あることがきっかけで離婚になりました。
まさに青天の霹靂。
私自身の大きな過ちを打ち明けるのはとても辛いですが、これ以上傷つく人を増やしたくない、性依存症になっている人を解放してあげたい。そんな気持ちでこの記事を書きます。どのように活用するかはあなた次第です。ですが、これは「自分自身の心の問題」と「あなたの過去」が問題です。あなたが最後まで読んでくれることで、あなたはきっと自分の気持ちをわかってあげれると信じています。

性依存症について

 性依存症(せいいぞんしょう、英: sexual addiction)は、性的な行動に対する嗜癖であり、精神疾患である依存症の一つである。主に性行為(性交渉)への依存が多いため、セックス依存症もしくはセックス中毒とも称される。
頻繁に「セックス依存症」という呼称が用いられることもあるが、依存する対象は実際に相手のある性交渉だけでなく、自慰行為やポルノへの過度な耽溺および収集、強迫的な売買春、乱交、露出や覗き行為、性的ないたずら電話、インターネットを介したアダルト・チャットなど全ての性的な活動が考えられる。依存者はそれらに性的な興奮や刺激に溺れることが習慣化し、徐々に自己コントロールを失っていく。ギャンブル依存や買い物依存などと同じく「行動への依存」に分類される。
(出典:wikipedia.org|性依存症)

最近では、ある芸人が何人もの女性と不倫して、大スキャンダルになりました。ですが、その後、彼には性依存症(「強迫的性行動症」)ではないか、などと指摘されることになりました。(出典:文集オンライン|Yahoo!ニュース


「性依存」は、アルコール依存やギャンブル依存、薬物依存、ネットゲーム依存、ニコチン依存、クレプトマニア(窃盗症)などの依存行為の一種です。

「強迫的性行動症」(性依存症の特徴

性依存症を定義するとき「強迫的性行動症」を引用する人もいます。それにはいくつか特徴があります。(以下、榎本クリニック・斉藤章佳氏(精神保健福祉士・社会福祉士)の見解をYahoo!ニュースより抜粋)

a)強烈・反復的な性的衝動 渇望の抑制の失敗

b)反復的性行動が生活の中心 他の関心、活動、責任が疎かになる

c)反復的性行動を減らす努力が度々失敗

d)望ましくない結果が生じ、そこから満足が得られていないにも関わらず、性行動を続ける

e)この状態が、少なくとも6か月以上の期間にわたって続く

f)重大な苦悩、及び個人、家族、社会、教育、職業、及び他の重要な領域での機能に重大な悪影響が生じている

 強迫的性行動症は「ただ性欲が強いこと」ではないようです。
実はもっと複雑で、様々な要因が絡み合った問題なのです。彼の調査で性欲が過剰で抑えられないという人はほとんどいなかったそうです。

 そもそも依存症は、生育環境の問題やトラウマ、ストレスへの不適切な対処行動が習慣化していることが原因としてあり、そのような心理的苦痛を緩和する目的で精神作用物質であるアルコール、薬物、カフェインなどを使用することで始まります。
これは行為やそのプロセスに耽溺するセックス依存症などにも原理原則が当てはまると考えられています。

 そこに男尊女卑的価値観が背景にあることが、危険なセックスや様々な性的逸脱行動につながってしまう。嗜癖行動の対象が過剰なセックスになってしまうのは、必ずしも性欲が強いからではなく、様々な複合的快楽が凝縮しているからなのです。(出典:文集オンライン|Yahoo!ニュース


ここでの男尊女卑の意義は、「軽く触っても気づかないだろう」「短いスカートを履くから触られても仕方がない」など、女性への尊重を欠いた思考も含まれると考えます。

私の見解

性依存症は様々な要因が重なって形成されていますが、
性依存症とは単に「結果」であって、実はその下層にはもっと深刻な「闇」があると考えています。


私の場合、表面化した性依存症を上級層として、
中層には「うつ病」に関する症状(ストレス・環境の不適合・PTSDなど)があり、下層には「アダルトチルドレン」の症状があったと考えています。
また、最下層には「家庭の教育環境」という、これまで育ってきた環境も影響し、
要因が何層にも重なって人間が形成されていったように感じます。

人格形成

家庭の教育環境は、例えば「母親は表と裏があり、ある時は優しく、ある時は激しく叱り、自分は母親の期待に応えようと合わせてきた。以後大人になり、人付き合いで頻繁にミスしてしまい、怒られてしまうが、どうしてミスしてしまうのかわからない」など、結果的に人としての基本が確立できない(責任感の欠如)状況に陥ってしまいました。

私自身の感想ですが、
性犯罪加害者の行った行為は全く許されるべき行動ではありません。ですが、加害者一人を責め立てるべきでもありません。その人の生育環境や精神状態なども考慮してあげると、より良いのでは。そうでなければ、結果論が返って「復讐」につながる危険もあります。「あなたはなぜそのようになってしまったのか」をきちんと整理することが重要です。

性依存症の予防策

さて、性犯罪を未然に防ぐために、私の感想ですが、

「自分は依存症の傾向がある」と認識しましょう。

そして自身の身辺を整理しましょう。
・アダルトグッズを処分する
・人ごみの多いところに近寄らない
・女性を意識して避ける
・精神科または心理カウンセリングを申し込む
              
              ※上記は参考です。必ずしも有効とは限りません。

難しく考える必要はありません。誰かに悩みを打ち明けることは自分を整理する効果があります。
私の経験として、近親者は避けた方が良いです。相談を受け取る側が、
話を最後まで聞いてあげれない、責め口調で畳み掛ける、論理的会話が苦手、など
感情的になりやすい
専門家(精神科医・心理カウンセラーなど)が相手だと丁寧に話を聞いてくれますし、適切な知識を共有してくれることもあり、より心強いでしょう。

「ちょっと話でも聞いてもらってみよう」という軽い感じで行っても構いません。飾らず、ありのままの自分を受け入れてもらいましょう。

最後に


 以上、簡潔に強迫的性行動症(性依存症)について考察しました。

しかし大切なことは、自分がその迷惑行為を実行することで、
彼女たちが心に深い傷・トラウマを負うことになる
        
女性はあなたが考えているほど強くない


メディアは加害者にしかフォーカスしていませんが、思っている以上に被害者の女性たちは今後かなりひどく重大なトラウマや恐怖など後遺症に苦しみます。


これから夜の街を楽しく歩けません。

電車に乗れません。

歩くと背後に恐怖を感じます。


思い出して。あなたは本来優しい人間です。自分が逆の立場だったら怖いはず。
小動物が人間を怖がる感覚です。どうか守ってあげませんか?

痴漢やストーカー、不倫をしたところで、あなたに幸せは何一つ残りません
だって、あなたは被害者のトラウマを一生背負い続けないといけないからです。

心の問題は他人が解決してあげられません。だって、


あなたの心の声はあなたにしか聞こえないんだから。


無理せず、一つづつ解決していきましょう。下のリンクで私は心理問題に考察しています。あなたにとって人生をハッピーにさせるヒントが載っているかもしれません。

記事: <妻を愛せない [1]〜「愛する」ってなんだろう〜|マインドフルネス>

あなたがその苦しみから解放されることを願っています。


さて、それでは、私の身に起こったことをご説明したいと思います、

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応援ありがとうございます。勇気を出して自分の辛い経験を打ち明けることで、これ以上傷つく人を増やしたくない、苦しんでいる人を解放してあげたい。そんな気持ちでこの記事を書いてます。これからもどうぞよろしくお願いします。