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Mariko Kikuchi
2016年9月17日 00:14
「個性」という言葉がまだ新鮮だったあの頃。高校生の頃に同級生Aと2人で受講した、都内のある美術予備校での話。教育の一場面として印象に残る出来事に出会った。地方ののんびりした高校で受験に対する危機感も大して抱かず、週末だけの絵画教室に通い、高3の2学期でありながら油絵を数えるほどしか描かないままで、都内の美術予備校の冬期講習会に私達は突入した。これは戦場に丸腰で臨むに等しい。その時の選択