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コンサルティング会社からエンタメ系スタートアップに転職した

新卒で入社したコンサルティング会社を4年9ヶ月で退職し、2019年1月よりエンタメ系スタートアップに転職しました。今のこと、転職について考えてきたことを書きたいと思います。

2019年1月、スタートアップに転職した

2019年にスタートアップに転職しました。現在、チャット小説peepを運営するtaskey株式会社で働いています。今回のnoteでは「現在どんな企業で何をやっているのか」「転職の経緯」「今後について」を書いていきます。

※チャット小説peep[ピープ]は、下記よりご覧いただければ、まずは雰囲気を理解いただけるかと思います。


編集と広告とデータ解析とUXと

現在、僕はチャット小説peepを運営するtaskey株式会社で、編集とマーケティングを主に担当しています。

細かく分ければ、「編集領域」「広告領域」「データ解析領域」「UX領域」の4つを担当しています。(猛勉強中の部分もあります)

■編集・・・弊社のサービスはプロの作家さんと作る様々なジャンルのオリジナル小説を強みとしています。毎日、公式作家さんと伴走しながら、コンテンツをより面白く、より沢山の人に読んでいただけるものに昇華することがこの編集という領域の仕事です。

■広告・・・SNSを始めとして広告の手法を、メンターに教えていただきながら、数字をウォッチしています。アプリマーケティングにおける販促の要の部分だと認識しています。

■データ解析・・・膨大なユーザーデータを解析し、どんな作品が読者の心に刺さっているのか、どうすれば作品がもっと読まれやすくなるのか、などを数字の面から追っています。どちらかと言えば”サイエンス”の部分です。データ抽出の方法をエンジニア陣に教えていただきながら、解析しています、最近SQL使い始めました。あと前職時代より明らかにエクセル・スプレッドシートスキルが身につきました。

■UX・・・ユーザーの体験をいかに最高!にできるか、を考えて実行する領域。チュートリアル突破率を上げるには?最適なタイミングでプッシュ通知を打つには?好きなジャンルを読んでいただくためには?完全読了率を上げるためには?..etc、これから本格的に着手していく部分です。

色々と書いてしまいましたが、要するに事業の中で、「どうコンテンツを作り」「どう読者さんにリーチし」「いかに良い体験をしていただけるのか」を一気通貫でみることで、サービスを成長させる部分に関わらせていただいています。

転職のきっかけ

僕の転職の軸は、「仲間」「環境(マーケット)」「タイミング」です。
この辺りの話を時系列で書きます。


前職時代、転職を決めた時に考えていたことは

「サービス・企業と一人称視点で、共に成長していきたい」

そして

「もう一度、フルアクセルを踏んで働きたかった」

という想いがありました。

コンサルティング会社と事業会社(スタートアップ)との明確な違いを考えたときに、既に感じていることがプロダクトへの関わり方です。常駐型のプロジェクトでなければ、コンサルティング会社はクライアントを複数掛け持つことが多いと思います。これはこれで事例の集まりやすさ、ノウハウの広さというメリットもありますが、一方で一つのサービス・企業がグロースしていくのかを、当事者意識を持って一人称視点で見ることがなかなか難しいです。
会社・事業と個人が一緒に成長していける面は、いまの方がより強く感じています。


勿論今でもコンサルティングという業種も素晴らしい職業だと思っています。けれども、事業の成長を現場レベルでしっかりと追っていきたい人、ずっとコンサルティング業に携わることを考えていない人は、事業会社に転職を考えてみてもいいと思っています。

万一、悩んでいる方がいらっしゃればtwitterからDMください。(ウチへの採用とか関係なしでお話しましょう)
https://twitter.com/art_greendayo



背中を押してもらえたこと


話が少し変わってしまうのですが、
転職エージェントとの出会いも大きかったです。
「年収は気にしないし、一時的に下がってもいい」「スタートアップで事業を一緒に成長させたい」とかこんな相談をしたところ、「覚悟ができているなら、一日でも早くスタートアップに行った方がいい」と断言されました。

あと、北野唯我さんの著書『転職の思考法』も「転職とは何か」という命題を超えて、自身の仕事感が醸成されました。タイミングとしてもドンピシャで自分に突き刺さるだったので、背中を押していただけました。
(ここのnoteに本のまとめと感想書いているので、よかったら読んでください!)



誰と働くのか

仕事について、僕が新卒から一貫して大事にしてきて最優先事項として置いているのが「誰と働くのか」です。

この部分は入社してすぐに「自分の選択は間違っていなかった」と確信しました。それくらい、メンバーひとり一人の個性が豊かで、仕事の専門性を持ち、お互いリスペクトしていて、かつ意思決定がずば抜けて早いです。これは決して身内だからそう思うとかではなく、前職も含めて述べ相当数の方々と仕事をできた中で思うことです。つくづくいいメンバーだなといつも思っています。

実は同級生が創業メンバー

ここに来てメンバーの話。CEOとCTOは大学の同級生、編集部の一人は同じバンドサークルの仲間でした。
3人に誘っていただいて、オフィスに遊びに行って、真面目な話、自分のキャリアについてもガチで相談をして、やりたいこと・関心を持っていること・できること等を話して、あれよあれよと決まりました。

※この過程は個人的にやっているラジオで喋ったので、割愛します。(今聞き直したら咀嚼音がすごい)

今後とプロダクトについて

・・・と、単に友人の会社に転職したという話ではなく、プロダクトも説明しておきます。改めてチャット小説(チャットノベル)を説明すると、以下が定義となります。

チャット小説とは・・・スマホ最適化された新しい読みもの・UIの総称
peepは、チャット小説をはじめ、タップコミックやシネマ小説など、スマホ特化で独自性のあるコンテンツが魅力の新感覚エンターテインメントです

このチャット小説を運営するtaskeyinc.は、ビジョン・ミッション・バリュー・プロダクトが入社前から素晴らしいと思っていました。
また事業としての強さも感じていて、コンテンツメーカーであり、プラットフォーマーの側面も持つこと、社長が作家という独自性、これらの強さがあります。もっともっと成長していくだろうと思っています。いや、成長させていかなければと思っています。

【new→追記】チャット小説の解説は、こちら編集部メンバーのnoteもとても参考になりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください!


「毎日成長できてる?」

前職時代でペーペーの時に、今でも尊敬している最初の上司に常に問われていた言葉です。

「毎日成長できてる?」

今でも帰り道にふと振り返っています。

できるようになったこと、新しく発見したこと、反省したこと。
まだ始まったばかりだから、毎日成長を実感できるのは当たり前かもしれないですが、個人の成長はやっぱり環境に左右されるもので、企業の成長と個人の成長がスケール・スピード共に綿密に関わっているのは、スタートアップならではの部分もあるだろうし、日々実感しています。
CEOが「1年後にはみんな別人になってる」と言ってました。カッコイイ。

最後に

コンサルタントからスタートアップ・事業会社へ転職して、まだ2ヶ月しか経ってないので、発展途上ではあるし、どうしても”現段階”で想うことと免罪符がついてしまいますが、それでも「転職を考えている人」「コンサル会社から事業会社へ転職をしようと思っている人」「スタートアップ・ベンチャーに興味ある人」の参考になればありがたいです。

noteのスキでも、コメントでも、twitterでのシェアでも嬉しいので、反応いただければ幸いです。それでは。


(HPがリニューアルするかもしれないけど、会社紹介も載せておきますね)




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