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子ども達の「自分を知っていく時間」を大切に

アートで遊ぶ子ども達を見ていて、なんとなく気づいたことがあります。
自分が「楽しい!」と感じること。
自分が「おもしろい💛」と感じること
それをやっていく時間は

「自分を知っていく時間」

なのだなあ。と。

まず、「楽しい!」と感じるって、つまりワクワクする事。
「やってみたい!」という気持ちが湧いてくる。
「おもしろい💛」と感じることは、つまり興味関心があること。
「どうなるんだろう?」「こうなるんじゃないか?」とか探求と発見の源。
そしてそれらは、自分の「好きな事」に繋がっていきます。

何を楽しい!おもしろい💛と感じるかは1人1人違うのはあたりまえ。
親と子でも違います。あの子とこの子も違います。
その違いが「自分らしさ」の違い、個性になっていく。
誰が正しくて、誰かが変、とかはありません。
まだ自分が何者かを自覚していない(本当は知ってるけど思い出せていない)子ども達は
楽しいこと、おもしろことをやって体験し、心を動かして

「自分は何に心が動き、何が楽しくて、何がやりたいのか」
つまり「自分はナニモノなのか」

を知っていくのではないでしょうか。
その感覚は、自分の人生を自分で作っていくのに大切な羅針盤です。

大人になった私たちにも、心当たりがありませんか?
若いころ、映画や、本、音楽に心震わせた経験。
仕事に没頭した時間。好きな人に夢中になった経験。等々
それが「自分はナニモノである」を語る要素になっていませんか?

そして人は、楽しい事、おもしろい事に、どんどん夢中になって没頭していきます。

没頭する時間は、自分の本質とつながる時間です。

自分の中から湧いてこない事、やりたくない事は、没頭できないからね。

だから、きっと、
子どもが何かに夢中になっている時間は、大事な時間です。
理解不能、意味不明(^_^;)でも見守ってみましょう。

11月の
子育てを楽しくするヒントを見つけるワークショップ
「親子で感覚アートあそび & 対話の時間」では、
トロトロ絵の具で遊びます。
でも、絵の具に興味を持たずに、容器を重ねて遊ぶ子がいるかもしれません。
描くことではなくて、混ぜることに夢中になる子がいるかもしれません。
何に興味持つか、見守ってみましょう。

そして、大人は、まず
子どもがやっていることを、マネしてやってみることをお勧めします。
子どもが何を見つめ、何を感じているのかを想像しながら
同じ体験をしてみましょう。
素敵な作品を作ったり、上手に描くワークショップではありません。
子ども達を先生に、自分が楽しい、ワクワクする事を見つけて遊んでみてください。

子どもと自分が違うこと、子どもが何を楽しんだか、自分は何を楽しんだのか、
が作品となって現われます。
大人同士は、そこから対話を始めて、起きたこと、気づいたことを
それは何でだろうね、と掘り下げていきましょう✨

子育てを楽しくするヒントを見つけるワークショップ
「親子で感覚アートあそび & 対話の時間」


「絵の具で遊ぼう!」
11月29日(日)10:00~13:00
洋光台CCラボ
JR京浜東北線洋光台駅徒歩2分


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