最新のお仕事|美術手帖 2022年4月号
『美術手帖2022年4月号 特集 Chim↑Pom』(美術出版社、2022年)内の「Go! Artists Go!」にて武蔵野美術大学出身の谷口智美さんにインタビューしました!
谷口さんは、粘土と紙を混ぜたものを少しずつ広げていくことで、自分の皮膚と外界との境界を表現しています。基本的な制作スタイルは一貫していますが、素材や技法をマイナーチェンジしつつ、自分の手の届く範囲から外へ外へと作品を成長させてきました。
今回は、立体を制作するきっかけとなった授業や協定留学制度を利用したパリ留学のお話、先生や仲間のアーティストとの対話や哲学者の著作から影響を受けたことなどをお聞きしました。
立体とドローイングを往復し、頭と体の両輪をフル回転させながらの制作は、谷口さんの探究心が表れているように感じられます。
谷口さんの作品は、今年参加されたグループ展のリンク↓からご覧ください!
新しい世界に触れて、知識が増え思考が深まるごとに様相を変えていく紙と土の層、その変化と拡大を定点観測したくなるアーティストです。
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