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Chips|工芸文化と自分の感性を知りたい

「特集 今年学びたいこと」に絡めて、今年の初志表明をしておこうと思います。
全部やるとは限らないよ!

アンティーク検定1級

昨年より勉強をはじめたアンティーク検定。すでに3級、2級を取得していますが、今年1級の取得を目指そうかなと考えています。スピード取得!

昨年の2級の講座では、1級対策の授業がありました。そこで記述問題ではあるものの文字数は200字程度と少なく、内容もアートマーケット寄りだと知り「むしろ私には有利なのでは?」と感じました。
外国語(英語orフランス語)の科目もありますが、アンティーク用語の外国語表記がわかれば解ける問題ではあります。

テキストを復習してアルファベット表記を確認しつつ、海外のアンティークショップのウェブサイトなども覗いて勉強していきたいと思います。

茶道文化検定4級

昨年より日本文化・日本の美意識について勉強していました。アンティーク検定は西洋アンティークがメインなので、日本の工芸や骨董の検定もないかなと探して、みつけた検定です。

1〜4級まであり、実技試験はなくウェブサイトから受験可能、受験料も1,000〜5,000円と安いところが大変魅力的です。ひとまずテキスト勉強だけで3〜4級は取得できそうな気がしました。

本を読んだり検定を受けたりしても、知識として知っているだけでは本質を理解することにはなりません。いずれ茶道体験はしたいと考えています。

美術検定1級

学生時代に2級を取得して以来、「アートが仕事だし1級も取った方がいいよな」と、ちょこちょこ勉強してみている美術検定。
(でも美術関係のお仕事をしている方で取得者がいるのかは不明なんですよね)

選択問題と記述問題なのですが、かなり時事的な内容で文字数は1200字程度、シビアな評価のうえ、受験料もそれなりにするので、ずっと尻込みをしています。
いけそうかどうかも量りかねる……。

受験するかは置いておいて、対策講座などがあれば参加してみたいかもですね。

自分の評価軸をつくる

先日、友人とアンティーク・ジュエリーをみていたときに、友人がサイズのお直しができるかスタッフさんに聞いていたんですね。私は「宝石や地金が当時のままのほうが価値は高いですよね?」と質問したら、「お直しした形跡も歴史として刻み込まれて魅力になりますよ」とお答えいただきました。

そう、価値と魅力は違うのです。
価値は客観的なもので、数字や言葉で相手に納得してもらえます。一方、魅力はわりと主観的なもので、人によっては理解を得るのが難しいこともあるでしょう。
そう書くと対極の概念のようですが、価値に魅力を感じることもある、魅力を感じる要素のひとつに価値がある、という捉え方でしょうか。

私はアートに関する職についている側(超末端ですが)、いわば「みる側・価値をつける側」だったのですが、コレクターや愛好家(とくに工芸を愛好する人)は「愛でる側・魅力を見出す側」。みるというより眺める・触る・使う、そうしてモノの魅力を感じたり、引き出したりするのです。

それを学ぶきっかけは何度もあったのに、そういった考えが定着していなかったのです。

21_21の展覧会にあったウィンザーの椅子も、手直しされた形跡や歴史が魅力になったモノでした。

アンティーク・ジュエリーをお迎えする前に

最近、そろそろアンティーク・ジュエリーをお迎えしてみたいと、ショップのウェブサイトを眺めています。
(さっきからウェブサイト頼りで引きこもり感がすごい)

もちろんお値段ともご相談なのですが、何より長く愛して何度も身に付けられるものを購入したい! 宝石の価値や歴史的・美的な価値も大事ですが、自分がどういったものに魅力を感じるのかを理解して、価値に捉われずに決断をしたいのです。

すぐに意識や考え方を変えるのは難しいですが、たくさんの人やモノ、体験から学んで、自分の評価軸をつくっていきたいと思っています。

そのようなことを言っているのがコレ。

あと、学びに限らず今年の目標を申しますと、ウエスト−5cmですかね。


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浅野靖菜|アートライター
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