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最新のお仕事|メディア芸術クリエイター育成支援事業

今年もやってまいりました! メディア芸術クリエイター育成支援事業!
国内クリエイター創作支援プログラムで採択されたアーティストとアドバイザーとの面談記事の構成を行いました。今回は小林颯さん、藤倉麻子さん+大村高広さん、ヨフさんの3組を担当しています。

メディア芸術クリエイター育成支援事業とは

メディア芸術クリエイター育成支援事業は、若手クリエイターの創作活動を支援することにより、次世代のメディア芸術分野を担うクリエイターの水準向上を図るとともに育成環境を整備します。また、キュレーター等を海外に派遣し幅広く活躍する人材を育成することで、我が国メディア芸術水準の向上と発展に資することを目的としています。
国内クリエイター創作支援プログラムでは 、文化庁メディア芸術祭において受賞作品もしくは審査委員会推薦作品に選ばれたクリエイターを対象に広く新しい作品の企画を募り、専門家からのアドバイスや技術提供をはじめとした育成支援、他のクリエイターとの交流支援、成果発表の機会の提供や制作費など、選出された企画の具体化を様々な形で支援します。

メディア芸術クリエイター育成支援事業ウェブサイトより

#1:小林颯

現在ベルリン在住の小林さんは、コロナ禍で母国に帰れなくなったことで自分が在外邦人であると強く自覚しました。そうしたエクソフォニー(母語の外に出た状態)にある人々へのインタビューをもとに、彼らの孤独や想いを詩的な作品へと昇華します。さまざまな形で分断や孤立を経験した人にとっては、大いに共鳴するプロジェクトだと思います。

#3:藤倉麻子+大村高広

3DCGでシュールで人工的な世界を構築する藤倉さんと建築家の大村さんは、3DCGという仮想空間にある庭と実空間にある庭をリンクさせ、新しい風景をつくり出します。日本各地の庭園や名勝をたずね、景観をつくる構成要素として岩や樹木がどういった効果を生んでいるかをリサーチしたそうです。

#7:ヨフ

3人組ユニットのヨフさんは、色面や映像の映し出された画面をレイヤー構造で配置し、遠近感が混乱するようなインスタレーションを制作します。言葉や図ではわかりにくいですが、色彩の効果(錯覚)、モチーフの重なりとスクリーンの重なりの齟齬によって、遠近のフォーカスが行ったり来たりします。


初回、中間、最終面談と全3回の記事になります。
次回もお楽しみに!

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートでミュージアムに行きまくります!