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day

絶えず、流れ込む

群れ、戯れ、交わる今日

機械じみた三分間

明け暮れ差し込む熱帯夜を過ぎ

ふと、見えた光の影

酔いに目覚めた昨日の朝に

きつく結んだ首元が

泡のように記憶をパッと消していく


音が立ち込める午前二時

隠れて覗く白い光が

なんだか少し、寂しく見えて

冷える足の指先を毛布で包んだ


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