【初めての飲食店開業】スタッフ定着につながる”マニュアル”作成術
▼ 飲食業界の人材不足は過去最大級の危機
今の飲食店を取り巻く採用環境は難化の一途をたどっています。
アルバイトの種類も増加し、学生のアルバイト=飲食店という方程式は完全に崩れています。
アルバイト側としても、安定的にシフトに入れるかどうかは死活問題であり、緊急事態宣言やまん防により、アルバイトを辞めざるを得ない状況も起きています。
新しくアルバイトを確保することが本当に難しくなっているのが今の状況です。
▼ なぜスタッフはやめてしまうのか?
新しくアルバイトを確保するのが難しいとなると、アルバイトの定着率が店舗運営する中で重要な要因になってきています。
学生の場合、学校を卒業するまでアルバイトを続けてほしいですが、そうはいかない場合も多くあります。
学生側に問題がある場合もありますが、同時にお店側に問題がある場合もあります。
アルバイトを辞めたくなる要因として、最も多いのは「人間関係」です。
人間関係が悪いと言っても、その内容は様々ですが、辞めたくなるきっかけはアルバイトを”教育”する瞬間にあると思います。
アルバイトはあくまでアルバイトです。経営者ではありません。
同じ目線に慣れないことは当然なので、伝える内容と伝え方を変えるだけで定着率は変わってきます。
▼ スタッフ定着に向けたマニュアル作成術
アルバイトにとって辞めたくなるキーワードは「怒られた」「言っていることが変わった」「仕事のやり方を教えてもらえない」があげられます。
これは、仕事の内容を「マニュアル」にすることで解決できます。
例えば、オープン準備をマニュアル化する場合、オープン準備で行う全項目の「何をいつまでにどうするのか?」を明文化しておきます。
すると、どんなスタッフでも一定の水準で業務を行うことができ、スタッフが辞めたくなるようなコミュニケーションをとる必要がなくなります。
このマニュアルを作成する際に気を付けたいのが、「納得感」を与えることです。
「納得感」を持ってもらうためには、一つ一つの業務に「根拠」「理由」が必要になります。
経営者として、一つ一つの業務の根拠や理由をしっかり考えるようにしましょう。
マニュアルは1度作ってしまえば、あとは運用によって微修正していくだけで、お店のレベルを上げていき、スタッフの定着化を狙うことができます。
▼ 飲食店にとっての好循環を目指しましょう
飲食店の人材確保でベストなのは、「スタッフがスタッフを紹介してくれる」状態です。
その状態を目指すためには、今のスタッフの満足度向上が不可欠です。
スタッフの満足度とは何なのか?何が必要なのかを常に考えましょう。
開業前後のスタッフ確保に関して、弊社アートワン住地にご相談いただくこともできます。
アートワン住地は約10年にわたり、約250店舗の開業支援を行っています。
特に、神戸/姫路/加古川/明石/高砂/東播/西播/三木/加東/加西のエリアで開業をお考えの方は、弊社の開業支援サービスをご検討ください。
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