Leicaと人生について
本日はカメラと人生についてではなく
「Leicaと人生」について書こうと思います。
僕がLeicaを手にしたのは24歳で、今から6年前。
初めて買ったのはLeica typ240でした。
よくなんで「なんでLeica買ったんですか」と聞かれるんですが
まず経歴として、最初買ったのがOLYMPUS PEN
次にEOS 6D(これがアカウント名の由来)
次にFujifilm X-pro2、SONY A7R3と次々にカメラを買っていました。
カメラを次々に買い替える中、どのカメラもしっくりくるものがなく
なんとなく写真に飽きそうになっていました。
そんな中、Fujifilm X-Pro2にとても似ているLeicaを発見しました。
元々Leicaの存在は知っていて、「100万を超えるお高いカメラ」と
いう印象だけが残っていました。
当時の自分も「高いだけで写りも楽しさも変わりないでしょ」と思っていました。
しかし、カメラを次々に変えて自分に合うカメラが見つからないまま
写真をやめようかと思ってさえいたところ。
当時同棲していた方とお別れとなり、タイミング的に「これから何しよっか」って感じになりました。
そこでやっぱり写真やりたいし、写真やっていたいと今まで冷めていた熱が湧き
どうせやるなら本気でやろう。そう思い全ての機材を売りに出し
買ったのが、Leicaでした。
初めて届いたレンズとセットで100万を超えるカメラ。
手にするのもドキドキし、その辺に置いておくのも
どこかの棚に置いておくのもとても怖く、寝る時は枕元に置いてました(笑)
届いてから後輩を試写するために、街中に出て簡単に撮影をしましたが
その時モニターに映った写真が、すでに想像を超えるものでした。
「これがLeicaか」そう思えた瞬間でした。
それから数年経ち最初に買ったLeica M typ240は売却し、LeicaM10-Pを買いました。これが今も使っているメインカメラです。
M typ240もとてもいいカメラなのですが、暗所性能に弱く、またシャッター音もLeica M10-Pの方が好みだったので買い替えとなりました。
今現在使っているLeica M10-Pは画素数、ISO感度ともに普通ではありますが
これ以上のスペックを求める理由も特になく、今のメイン機を大事にしたいと思っています。
最近では、Leicaユーザーが様々なグループで勧められている影響か
Leicaを持つ方が増えたと思います。
それはそれでいいことですが、必ずしもLeicaが正解ということでもないと思ってもいます。Leicaはとても高いカメラですが、マニュアルですし、性能やスペックは当たり前にSONYの方がいいです。
自分の撮影スタイルのように一枚一枚丁寧に切り取っていくタイプなら合うかもしれませんが、スタイルによっては合わない。ということもあります。
なので一概にLeicaいいよ。
とお勧めはしません。
しかし、Leicaが持つ出会いや、Leicaというブランドの力は計り知れないとも思っています。特にご年配の方や外国人には声掛けられることが多く、島で撮影している時にも「それLeica?いいカメラ持っているね」と声掛けられたこともあります。
僕は今持っているLeicaでこれからも作品を撮り続けていき
Leicaとともに写真人生を生きていきたい。
そう思っています。
誰に勧められたわけではなく
自分自身の選択で、カメラを選び、人生をともに歩むカメラを
選ぶことができるとより良い写真ライフになると思います。
では良い写真ライフを。
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