どんぐり染め
今週末の予科はどんぐりの染めでした。
京都、大阪、長野、大分から通われる生徒さん達がそれぞれの場所で拾い集めてくれました。最後は、授業日の朝に学校近くの嵯峨釈迦堂(清涼寺)に落ちているどんぐりをみんなで拾い納めです。
きりをつけなければ、毎年いつまでも拾ってしまいます。
卒業生からも秋のお便りとともにどんぐりが届き、みんなで嬉々として染めさせてもらいました。
どんぐりを炊き出すと、その香りに秋の実りを全身で感じ、縄文人の作るどんぐりクッキーってどんなだろうなど古に想いを馳せながらの1日でした。
予科の染めは、今日で最後です。
染めてきた季節の色糸を携え、それぞれの機に向かって織り進めていきます。また新しい学びの日々の始まりです。