「好き」という気持ちは世界を知るための扉をひらく
最近ハマっているCOTEN RADIO
歴史ラバーズの面々が熱く厚く歴史を語ります。
記号、暗記の世界にストーリーが入るとこんなにも面白い!
そういえば、子供のころ毎週日曜の夜は家族で大河ドラマ観てたから、素っ気ない事実の羅列が身近に感じて日本史は好きだったな。
当たり前だけど、歴史上の偉人にもフランス革命にも、人が生きた物語があって。理路整然さとびっくりするような偶然が作るお話は、やっぱり魅力的なのです。
「織田信長の回」といいながらシリーズ半ばにして「やっと信長出てきた」というのもご愛敬(笑)時代背景や人物像をじっくり掘り下げるスタイルです。この「短く早く」の時代にたくさんのリスナーがいるというのもなんかうれしい。
このプログラムを聞いてて感じるのが、MCの面々の「好きがこうじてなんとやら」のすごさ!
歴史という、遠い過去や行ったことがない国々についてなど、自分と直接関係ないことを学ぶなかで、人生観やビジネス、世の中の仕組みを知るなど、今の自分にダイレクトに影響しているということ。
例えば、自分の場合で考えてみると、「アロマセラピー」がそれにあたるのですが、アロマを入り口に、植物、ウェルビーイング、歴史などへの興味が数珠つなぎになって、世界がどんどんひろがっていっていく感じです。
同時に、仕事にしているので、人との出会い、経済活動など、社会での立ち位置もそれを通じて経験しています。
器用ではないので、ひとつのことしかできない自分に焦ったり頼りなく思ったりするのですが、ひとつのことを続けていることで見えるものがどうやらあるようです。
COTENRADIOの深井さんが別番組の物理学の先生との対談で、「インスピレーションは確かな知識と経験値のうえに降り立つ」というようなお話をされていました。
ヒラメキはなんとなく降りてくるのではなく、その土壌になるものが必ずあると。
その積み重ねの第一歩となるのが「好き」「なんか気になる」という気持ちなんじゃないのかな。
「好き」という気持ちは世界の様々なモノやコトを知るための扉をひらく
「好き」という気持ちに出会ったら、それはギフトかもしれません!
自分の「好き」を大事にできますように。