においが気になる季節のアロマケア
ワキ汗、頭皮などのニオイが気になる季節、ニオイ対策は万全ですか。
1. 人間のニオイの変化
若い女性の甘やかな香りの正体は、ラクトンという成分。そのニオイの元は
10代後半をピークに年齢とともに減少していきます。ラクトンの香りは、ピーチとココナッツをブレンドしたような甘い香り。この香りの減少って、いわゆる女らしい香りが減っていくということ。
若い頃は、からだの中の酸化を抑える物質が細胞酸化を防いでいます。ところが40代過ぎる頃から次第に酸化を抑える体内物質が減少して、細胞酸化が加速。それが一つの引き金になり、加齢臭を強めてしまいます。
加齢臭の主な原因になるのは、2ーノネナールという物質です。このにおい物質は皮脂となじみやすく、水で洗い流すだけでは消えてくれません。シャワーや石鹸だけでもニオイをなくすのが難しいです。
2. においケアに役立つパウダーとローションを作ってみよう
家庭にある身近な材料とエッセンシャルオイル(天然精油)を加えて、オリジナルボディーパウダー作ってみませんか?オリジナルの香りが嬉しい。
香りは、すっきり爽やかなものを。脇の下や、足の指の間、膝の後ろなにパウダーを塗布します。靴を脱いだときもほんの少し、靴の中にもパウダーを落としてみて。ニオイを抑えてくれます。ペットのブラッシングの際には、毛の付け根までパウダーをもみ込んでブラッシングを。
<ボディパウダーの作り方>
コーンスターチまたはホワイトクレイパウダー大さじ2に
天然精油を10滴をたらします。
*コーンスターチはスーパーなどで手に入ります。ホワイトクレイパウダーはアロマショップなどで手に入ります。
30分ほどそのまま放置。
精油を垂らした部分が乾燥したら、親指でよく揉みほぐしながら全体に混ぜ合わせて完成。
もし手元にあれば抹茶小さじ1を加えると、色と香りが楽しめます。抹茶にはニオイを和らげる力があります。
<デオローション>
デオローションは汗の拭き取りに便利。天然精油はひんやり感のある香りをチョイス。オフィスでも気軽にシューっと一拭き。ついでにタバコのニオイも消しにもなります。
デオローションの作り方
<材 料>
無水エタノール10ml
天然精油10滴
精製水40ml
*無水エタノールと精製水は薬局で手に入ります。
<作り方>
無水エタノール10ml計量します。
精油を10滴加え、よく混ぜます。
精製水40mlを加えて完成です。
においにおすすめの天然精油
天然精油のメリットは、自然の植物から抽出した100%天然の香り、アロマセラピーの恩恵(心身の美と健康に役立つ)が得られます。それに天然精油は、香りが揮発するときにとんでもなくマイナスイオンを放出します。心地よさの一因です。
天然香料ではなく、天然精油(エッセンシャルオイル)と記載があるものを購入してくださいね。
嗅覚の役割は、生命維持ですから、植物本来の香りを嗜好するはず。お試しください。