断食修行
不動明王立印供7ヶ座+曼陀羅修行 平和祈願 断食修行@淡路島・妙有庵
正月2日、淡路島に渡り、3日から妙有庵にて断食修行
〇瞑想
〇密教(不動立印供+不動明王御真言)
〇読経(観音経・般若心経・御真言)
それを3日間のうちに計10回。
固形物は食べず、口にするのはお茶とチャイだけ。
休憩中、カレーやお好み焼きの話になったときは、脳が「食べたい」と反応して胃もきゅっとしたけれど、実際のところ、お腹は意外と空かない。
がん治療以来、糖質を控えて脂質を増やすということを続けているおかげもあり、食べずとも極度な空腹にはならない体にはなっているので
断食も抵抗なく、むしろ年末年始に通常より食べすぎた心身にとってクリアリングになるありがたい機会。
今回、あらためて曼荼羅の解説として
・胎蔵界はからだのしくみ
・金剛界は宇宙の成り立ちをあらわしている
質の異なるふたつが合わさることで動きが起こる
という話を師のやまちゃんから受けて、これはまさしく私の考える「愛」だなぁと感じた次第。
私は愛は「会い」だと考えている。
異質なものが出会うことによって起こる変化をこそ愛というと。
共振、共鳴も然り。
読経の声が響き合った時の場の調和もとても美しかった。
私の仏教名は「光玖」と書いてこうきゅうと読む。
「玖」は時間をかけて美しく黒く光る石を表す。
石自体が光るわけではなく、まわりの光があってこそ。
知詠の名前も気に入っているけれど、こうきゅうと呼ばれる場も増やしていこうと思う。
この名に沿う私になりたく。
修行はつらいというイメージがあるようだけれど、本当にしたいことならばつらさもなく。
ただ、ただありがたさがあるのみであとからあとからじわじわと澄みわたるしあわせがあり
なんかもう、余計なものはいらないから、誰から何を言われようとおかしな自分でいてそれをおもしろがっていようと思う。