自分にお灸をする時間
こんにちは。今日は、私のお灸時間についてお話したいと思います。
お灸をするようになったきっかけ
以前の記事に書きましたが、私はもともとひどい冷え性体質で、ずっとそれに悩まされてきました。
その中で出会ったのが「鍼灸」。
特にお灸は暖房器具と違い、身体を深部から温めてくれるので、冷え性の私にはピッタリ。
もくもく煙を立てながら、だんだんお灸を据えている部位が温かくなっていく、この感覚がとても好きで、鍼灸院に通うようになってから自分にお灸をすることが習慣になりました。
私がよく使うお灸
お灸には種類がとても沢山ありますが、まだ鍼灸師の学校に通う前はお灸のやり方が分からなかったので、ドラッグストアで「せんねん灸」を購入して使用していました。
ライターで火をつけて、ペタッと貼るだけなので、誰にでも使うことのできるこの手軽さが魅力的でした。また、温熱の強さにもレベルがあり、自分の好みの温かさのお灸を選べることも魅力的でした。
足裏のような皮膚の厚い部位には熱めのお灸、その他の部位にはマイルドなものを、また、その時の体の状態によっても使い分けをしています。
お灸をする時間
〇〇にはこのツボが良いよ
って本に書いてあったりしますが、ツボは実際に触れてみて、他よりも凹んでいたり、感触が違っていたりといった何かしらの身体からのサインが出ているところがツボだと思っています。
自分で自分の皮膚を触れてみることで、自分の身体と向き合うことができますし、なかなか機会がないと自分の皮膚を撫でることもしないと思います。
それなので、お灸を据えるということは、お灸の効果だけではなくて、自分の身体からのサインがどこに出ているのかを見つけること、自分と向き合うことにも繋がると思っています。
まさに自分と向き合う時間なのです。
そして煙を立てながらだんだん燃えていくお灸をじーっと眺めて、だんだん温かくなっていくのを感じて、「熱いかな」と感じたらそこで止めて。
こんな一連がなんだか楽しく感じるんです。
何よりも、こんな小さな積み重ねも自分のセルフケア。
自分の健康のためになっているのだと思うと、良いことだらけだと感じます^^
鍼灸師として
このような魅力あふれるお灸を、これから一般の人たちに伝えていきたい、広めていきたいと思っています。
「自然の力で健康な日々を」
これが私が最も大切にしていることなので、
お灸という自然のものを使うことで自分の身体と向き合い、自分のことを大切にして、そして健康な人が増えてほしいなと思っています。